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(6)全カレ事前インタビュー/武田大周
バレーボール 2023.11.2711月28日から全日本大学選手権(以下、全カレ)が開幕する。おととしは1回戦敗退、昨年は2回戦敗退と満足のいく結果を残せていない明大。今年こそは一発勝負の怖さを克服し、全国の頂へ突き進むことができるか。選手たちのインタビューをお送りします。第6回は主将・武田大周選手(政経4=松本国際)です。 (この取材は11月22日に行われました) ――現在の調子はいかがですか。 「別にめちゃくちゃいいわけでもないし、めちゃくちゃ悪いわけでもないです。めちゃくちゃいい状態で試合に臨めたっていうのはあまりないのでいつも通りなんですけど、変に緩まないようにっていうのは怖がれてやっているので。良くも悪くもっていう感じです」 ――秋季関東大学1部リーグ戦(以下、秋リーグ)が終わってから1カ月間どのような練習をしてきましたか。 「ブロックレシーブのディフェンス面に関しては引き続きやってるんですけど、やっぱ課題として上がったのはブロックです。そのブロックだけを見たときに、他のチームより劣っている。ブロックの差がすごかったのでいろんな人に話を聞きました。ブロックは得点するシーンが1番印象にはあると思うけど、実際に試合をやっていてそんな何本もブロックがあるわけじゃないし1セットに1本あるかないかぐらいの確率なので。どっちかと言ったらミスを減らすのが最優先。止めるとこは止めるし、抜かすとこは抜かして拾うっていうのは、まあ今まで通り徹底してるけど、当たったボールがそのまま直接ミスになるケースが多かったのでそれを減らせるように、ブロック練習はそこに付け加えて練習しました」 ――主将として挑む最後の大会ですが、いかがですか。 「今まで去年、おととしよりも課題にちゃんと向き合ってやってきている部分はあるし、それが実際に結果に結びついてるところはあるんで、それをしっかりコートで表現して、最後1番いい色のメダルを取って終わりたいなと思っています」 ――カギを握る選手は誰だと思いますか。 「2人ぐらいいてもいいですか?(笑)やっぱり岡本(知也・政経3=五所川原工)と坂本(雄大・政経3=市立尼崎)の2人。得点源がその2人なので、2人の調子が良かったら勝てる。あの2人が潰れないように、自分が支えるのもそうだし後ろから鼓舞していってあの2人が何も気にすることなく、のびのびとやれるようにサポートしたいなと思っています」 ――今の明治の持ち味は何だと思いますか。 「やっぱり切り返しからの速いコンビが1番かなって思っています。それを試合で出せなかったら意味がない。口で言っているだけじゃダメだと思うので、しっかりコートで表現できるように。持ち味の速いバレーを出せるようにしたいなと思います」 ――ここまでの4年間を振り返っていかがですか。 「早かったなっていうのが1番ですね。3年間ここまで結果が出ずに来てるし。悔しい思いしかしてきてないので最後の1年に自分がキャプテンやっていろいろ変えてきていい方向に行っている部分は多いと思うのでそれが報われるか報われないか、神頼みにするんじゃなくてやってきたことをしっかり出せるようにちゃんと準備したいと思います。それが出せずに終わったら、それはその程度の努力しかできてなかったなっていう風になりますが、やることはやってきているので、4年間やってきたことを自分だけじゃなくて、チームとして出せるようにしたいなと思ってます」 ――試合を楽しむために心がけたいことはありますか。 「やっぱり1番はちゃんとした準備をすることだと思っています。相手が格下だからと下に見て自分たちがアップの雰囲気とか気抜けた感じでやるのも違うし。そういうところから締まった雰囲気で、常に早稲田とかそういう上のチームとやるつもりで準備したらしっかりやりたいこともできるし、怖さより楽しさの方が勝っていいバレーができるかなって思います」 ――全カレの意気込みをお願いします。 「やっぱり去年、おととしでああいう思いをしているのでって言ってやってきてるんで、あの時はちょっと口だけの部分はあったんですけど、今年に関してはやるだけのことはやってるし、みんなそれは結果に結びついて自信になっている部分はあるんで、過信せずに自信をもって。さっき工藤(有史・政経4=清風)が言っていたようにまず目の前の試合を勝たないと上には上がれないんで、気は抜かずに優勝して終わりたいと思います」 ――ありがとうございました。 [七海千紗]READ MORE -
(5)全カレ事前インタビュー/工藤有史
バレーボール 2023.11.2711月28日から全日本大学選手権(以下、全カレ)が開幕する。おととしは1回戦敗退、昨年は2回戦敗退と満足のいく結果を残せていない明大。今年こそは一発勝負の怖さを克服し、全国の頂へ突き進むことができるか。第5回は副将・工藤有史(政経4=清風)のインタビューをお届けします。 (この取材は11月22日に行われました) ――現在の調子はいかがですか。 「復帰して2週間ちょっとで動きに関しては全然大丈夫なんですけど、まだジャンプの方が全然戻ってないのでそこだけかなっていう感じです」 ――全カレには出場しますか。 「一応ベンチには入るのですが、その時の試合の状況を見てかなって思います」 ――ここまでの4年間を振り返っていかがですか。 「すごく早かったです。なかなか結果が出ないまま最後の試合になっちゃったけど、すごくいろいろ経験させてもらえたのですごく濃い4年間だったなと思います」 ――秋季関東大学1部リーグ戦(以下、秋リーグ)はスタッフとしての参加でしたが、どのような声掛けを行っていましたか。 「普段公式戦を外で見るっていうのがほとんどなかったので新しい視点っていうか、いつもとは違う視点で見て、いろんなことが分かったのでコートの中の人たちが気付けてないこととかを伝えようと思ってました」 ――工藤選手から見て秋リーグはいかがでしたか。 「リーグ通してすごくいい方だったんですけど、やっぱり勝たないといけない試合を落としてしまったり、これまでに比べたらマシなんですけど、まだムラがあるかなっていうのは感じていました」 ――明治の持ち味は何だと思いますか。 「1番はコンビとディフェンス。これを売りにしていくべきかなと思います」 ――試合を楽しむために心がけたいことは何かありますか。 「楽しむって言ってもただ声出してやることが楽しさではないと思います。普段練習していることを出せたりしんどいラリーを取った時に出る楽しさっていうのがすごくいいと思うので、そういうのを感じられるように、練習でしっかり詰めていきたいなと思っています」 ――全カレの意気込みをお願いします。 「もう2回も同じ失敗をしているので、もう三度目の正直っていうことでもちろん優勝したいんですけど、まず目の前の試合を一つ一つ楽しんで最後いい形で終われたらなって思います」 ――ありがとうございました。 [七海千紗]READ MORE -
(4)全カレ事前インタビュー/岡本知也×金田晃太朗×坂本雄大
バレーボール 2023.11.2611月28日から全日本大学選手権(以下、全カレ)が開幕する。おととしは1回戦敗退、昨年は2回戦敗退と満足のいく結果を残せていない明大。今年こそは、一発勝負の怖さを克服し、全国への頂へと突き進むことができるか。第4回は岡本知也選手(政経3=五所川原工)、金田晃太朗選手(政経3=駿台学園)、坂本雄大選手(政経3=市立尼崎)のインタビューをお送りします。 (この取材は11月22日に行われたものです) ――1週間後に全カレを控えた今の心境はいかがですか。金田:残り1週間もないので誰かが技術的に飛躍することはないんですけど、今までやってきた細かいことを詰めて、後は上級生が引っ張っていくだけです。最後はしっかり4年生を勝たせて終わりたいなと思っています。岡本:レギュラーメンバーは特に3年生が多く入っているので、やっぱり3年生が引っ張っていかないといけないと思います。目指しているのは優勝なので、そこに向けてしっかり雰囲気づくりからしていきたいです。坂本:自分たちが入学してからあまりいい結果を出せていないので、4年生のためにも自分たちのためにもいい結果を出せるようにしたいです。 ――皆さんは同じ3年生ですが、練習以外でも話されますか。金田:練習以外ではこう見えて全く話しません。岡本:いやいや(笑)。金田:授業がほぼ一緒なので、おのずと。昼飯とか一緒に食べたりしています。 ――秋季関東大学1部リーグ戦から1カ月間で練習したことは何ですか。金田:ブロック練習が増えたなと思います。やっぱりシンプルで一番強いのがサーブアンドブロックで、そこの要のブロックが明治の課題だったんですけど、この1カ月でだいぶ良くなったかなと思います。岡本:大学のトップのチームはブロックの完成度が違います。晃太朗(金田)はブロックのスペシャリストなので、しっかり教えてもらって練習を頑張っています。 ――この1年間を振り返ってみていかがですか。金田:キャプテンが大周さん(武田・政経4=松本国際)になってから練習中の雰囲気などで結構注意されることも多くなりました。そういうピリついた中でやっていけたので、チームとしても個人としても技術の向上があったと思います。後は新しいトレーニングのコーチの方が来てくれて、ウエート面といったフィジカルもみんなパワーアップしたかなと思います。坂本:キャプテンも大周さんに変わったので、今年1年を漢字1文字で表すとしたら『咲く』です。新しい明治の花が咲いたということで。 ――1年間で成長したことはございますか。岡本:工藤有史先輩(政経4=清風)がケガでチームを離れてしまったことなどもあって、去年までは自分が点を取って引っ張っていくというポジションじゃなかったのが、今年はその代わりになるというか。ボールをしっかり呼んで、打ち切るという意識が自分の中で変わったかなと思います。金田:3年生になって上級生としての自覚をつくらなきゃいけないと思っていました。去年までは当時の上級生におんぶにだっこという感じで、自分がダメだったら先輩のミドルの人が出てくれていました。今年はもうそんな情けないことしてられないし、逆に自分がチームの主軸になって点を取って勝たせなきゃいけないという立場になりました。そういった面では精神的にも成長できましたし、上級生としての自覚が芽生えたかなと思います。坂本:上級生になったので、チームを引っ張っていくというところで……そうですね、金田と一緒です。 ――岡本選手、坂本選手はジャンプサーブを打たれますが、最近のサーブの調子はいかがですか。坂本:試合ではやっぱりサーブは結構大事になってくると思います。まだ「ここにコースを打つ」とかはできないので練習中です。100パーセント中だと60パーセントくらいです。岡本:ローテーション的に雄大(坂本)と自分が並ぶので、やっぱり雄大がミスると攻められないかなという気持ちはあるんですけど、でもそこで攻められるように試合に向けてもっと練習していかないといけないなと思います。完成度は120パーセントです。 ――個人としてこだわりたいところはどこですか。坂本:自分はサーブキャッチとかはしないので、攻撃とサーブをこだわっていきたいです。金田:やっぱり自分の中でも自信のあるブロックを頑張りたいと思っています。ブロック面では、チーム内だけじゃなくて他の大学にも負けない自信があるので、そういったところで活躍していきたいなと思います。完成度は250パーセントです。岡本:自分はルーティンを大事にしていて、会場に入る前からしっかり自分の中の雰囲気づくりにこだわりたいです。心がけてやるものじゃないですけど、試合になったらゾーンに入るということを心がけて、しっかり試合に気持ちを入れて臨んでいきたいなと思います。 ――ルーティンでは何をされますか。岡本:いつもと同じようなストレッチをするとか、会場に行く途中で好きな音楽を聞くとか。特別変わったことをするんじゃなくて、いつも通りをするようにしています。 ――試合ではやはり3年生が重要になると思います。金田:チームの中心核になっていると自分たちは思います。自分たちがミスするとか引っ張られるような立場になったら絶対いけないし、逆に試合の終盤とかでチームを引っ張って仲間を鼓舞できるようなプレーを3年生3人全員でやっていきたいです。坂本:勝っても負けても3年生のせいだと思います。自分たちのせいで負けないように、自分たちのおかげで勝ったと思えるように頑張ります。 ――全カレへの意気込みをお願いします。坂本:4年生が最後なので、もちろん優勝して終われるように頑張ります。金田:4年生のためにも絶対勝ちます!頑張るぞ!岡本:やっぱり優勝が目標なんですけど、やっぱり一戦一戦を戦うことが大事だと思います。4年生のためにも頑張ります! ――ありがとうございました。 [上原朋子]READ MORE -
(3)全カレ事前インタビュー/近藤蘭丸
バレーボール 2023.11.2511月28日から全日本大学選手権(以下、全カレ)が開幕する。おととしは1回戦敗退、昨年度は2回戦敗退と満足のいく結果を残せていない明大。今年こそは一発勝負の怖さを克服し、全国の頂へ突き進むことができるか。選手たちのインタビューをお送りします。第3回は近藤蘭丸選手(文2=東福岡)です。 (この取材は11月22日に行われたものです) ――秋季関東大学1部リーグ戦(以下、秋リーグ)を振り返ってみていかがですか。 「秋リーグは前回に比べてよかったのですが、内容としてはあまり納得していなくて、やっぱり詰めの甘さを感じたなと思ったので、残り少ないですが練習でもそういったところを意識していきたいと思います」 ――この1年を振り返ってみていかがですか。 「春からはトス全般に関して質は上がっていると思うのですが、パスが返らない時や乱れた時にスパイカーに100%の力で打たせ切れていないと思います。全カレでは、そこでしっかり打たせることができたら、より順位が上がると思うので春秋通して自分で負けた試合もあるのでそこは責任持って試合出てる以上は勝たせることを頑張りたいです」 ――チームの雰囲気はいかがですか。 「いい時、悪い時あるので自分たち2年生が元気よくコートを走り回ってチームの雰囲気を上げていけたらなと思います」 ――明大の持ち味は何でしょうか。 「持ち味としてはスパイカーが強いので、自分が生かせるパスを持っていけたら、いい時はどのチームにも負けないのではないかと思っています」 ――ご自身の強みは何でしょうか。 「持ち味としてはメンタルです。緊張することはないので、どれだけ競った状況でも自分は平常心を保って(トスを)上げられています。その強みを生かして周りにも声を掛けていけたらもっと良くなると思います」 ――全カレに向けて意気込みをお願いします。 「トーナメントは結構きついのですが、乗り越えた先には流れでいけると思うので自分のトスで勝たせられるように頑張ります」 ――ありがとうございました。 [坂内咲月]READ MORE -
(2)全カレ事前インタビュー/佐々木駿
バレーボール 2023.11.2511月28日から全日本大学選手権(以下、全カレ)が開幕する。おととしは1回戦敗退、昨年度は2回戦敗退と満足のいく結果を残せていない明大。今年こそは一発勝負の怖さを克服し、全国の頂へ突き進むことができるか。選手たちのインタビューをお送りします。第2回は佐々木駿選手(商2=土浦日大)です。 (この取材は11月22日に行われたものです) ――この1年を振り返っていかがですか。 「自分は我慢するポジションなので自分が崩れたり、2枚キャッチしている大周さんが崩れると、チームとして崩れてしまうという責任感を持って1年間やってこれました。もう少し安定して勝てるようになれば、もっとチームとして上にいけるのではないかと思うので、そこを意識して全カレに向けて頑張ります」 ――全カレに向けて練習してきたことはありますか。 「練習の中でディグ練習という球際を強くするというものがあり、粘りを持って練習できたと思います」 ――ご自身の成長したところはありますか。 「自分はスパイクにパワーがないのですが、パワーがない分、ブロックアウトが前より上手になったと思います」 ――明大の持ち味は何でしょうか。 「前よりもキャッチが安定していること。あとはミドルが(金田)晃太朗(政経3=駿台学園)さんと黒澤(孝太・政経2=明大中野)の高い2人なので、相手は意識せざるを得ない。そこから速いサイドの展開ができるところが持ち味だと思います」 ――ご自身の強みは何でしょうか。 「自分はブロックアウト。速い攻撃の分、相手のブロックは遅れてくるのでしっかり当ててブロックアウトを取るというのが自分の強みだと思います」 ――全カレに向けて意気込みをお願いします。 「1年間、去年よりも圧倒的に練習してきたので4年生を勝たせられるように、センターコート目指して頑張ります」 ――ありがとうございました。 [坂内咲月]READ MORE -
(1)全カレ事前インタビュー/黒澤孝太
バレーボール 2023.11.2511月28日から全日本大学選手権(以下、全カレ)が開幕する。おととしは1回戦敗退、昨年度は2回戦敗退と満足のいく結果を残せていない明大。今年こそは一発勝負の怖さを克服し、全国の頂へ突き進むことができるか。選手たちのインタビューをお送りします。第1回は黒澤孝太選手(政経2=明大中野)です。 (この取材は11月22日に行われたものです) ――今の調子はいかがですか。 「自分の課題がブロックなので今はブロックに重点を置いて練習していて、だんだん練習を通じて上がってきていると思います。あとは大事な時のスパイクの決定力を、全カレに向けて上げていきたいです」 ――秋季関東大学1部リーグ戦(以下、秋リーグ)を振り返ってみていかがですか。 「秋リーグは勝ち越したので全体的には悪くなかったと思うのですが、負けちゃいけない試合を落としたり、取りたいセットを取れなかったりしたので、そういうゲームが全カレだと命取りになるので、しっかりチームの雰囲気を盛り上げて、ちゃんと取れるところを取るようにやっていきたいです」 ――全カレに向けて練習してきたことはありますか。 「自分の中では特にブロックというところで、ずっと全然駄目なブロックだったのでそこを意識して周りの人にも聞きながらやってきました」 ――明大の持ち味は何でしょうか。 「持ち味はやっぱり切り返しからの速い攻撃とか、他のチームにないところですごく意識してやっているので、発揮できればいいなと思います」 ――ご自身の強みは何でしょうか。 「自分の強みは高い打点からの奥打ちや、クイックの奥打ちだと思います」 ――全カレへの意気込みをお願いします。 「最後に4年生と一緒に勝って終わりたいので、みんなで走り回って、盛り上げて、頑張っていきます」 ――ありがとうございました。 [坂内咲月]READ MORE -
慶大に勝利も早大に敗北 2位で早慶明戦終える/全早慶明定期戦
バレーボール 2023.11.12早大、慶大、明大、三つの大学が総当たり戦を行いその勝ち数で順位を決める全早慶明定期戦(以下、早慶明戦)が開催された。各校のOBの参加が認められることや、3セットマッチで行われることが今大会の特徴だ。慶大戦では、慶大の強烈なサーブに苦戦する場面も見られたが、2-1で勝利。早大戦では健闘するもストレートで敗れ、2位で早慶明戦を終えた。 ◆11・5 第74回全早慶明定期戦(会場名非公開)明大――2位 ▼慶大戦〇明大2{22-25、25-23、25-22}1慶大 <スターティングメンバー>(ローテーション順)OH澤口将太郎(法4=札幌藻岩)、MB溝井健太(商4=洛南)、OP坂本雄大(政経3=市立尼崎)、OH前嶋悠仁(法2=日本航空)、MB渡邉健(政経1=日本航空)、S吉田竜也(政経1=駿台学園)、Li武田大周主将(政経4=松本国際) 第3セット吉田⇄宮下想(令4営卒・現日本無線株式会社) ▼早大戦明大0{20-25、17-25}2早大〇 <スターティングメンバー>(ローテーション順)OH佐々木駿(商2=土浦日大)、MB黒澤孝太(政経2=明大中野)、OP坂本、OH岡本知也(政経3=五所川原工)、MB金田晃太朗(政経3=駿台学園)、S近藤蘭丸(文2=東福岡)、Li武田 【慶大戦】 定期戦ということもあり、普段とは異なるメンバーでチームが構成された。5点リードで迎えた第1セット終盤。渡辺大昭(慶大)の強烈なサーブからうまく切り返せず、8連続得点を許してしまう。セットカウント22-25でセットを献上した。 第2セットに出場した4年生の望月太一朗(営4=清水桜が丘)がクイックを決めると、明大のベンチからは歓声が上がった。同じく第2セットから出場した山田美雄(政経2=東福岡)がブロード攻撃で得点を生み、19-19で迎えたセット終盤。前嶋のサーブが光った。慶大のリベロからサービスエースを奪うと、次はノータッチエースでブレーク。25-23でセットを獲得した。ファイナルセットでも順調に得点を重ね、セットカウント2-1で慶大に勝利した。 【早大戦】 30分の練習を挟み、迎えた早大戦。1本目は、この日多くトスが集まった新エース・岡本のスパイクにより得点。早大の高いブロックにも素早いクイックで食らいついていく。早大のエース・水町泰杜のバックアタックを黒澤と近藤の2枚ブロックで仕留め、12-14に。しかしじわじわと点差をつけられ、20-25でこのセットを落とした。 第2セットは最初に3連続得点を許し1-4と先行される形に。クロスコースのスパイクで得点した坂本が、今度は2連続でサービスエースを決め3点を獲得。同点に引き戻した。しかしそこからブレークを許してしまう場面が多く、再び引き離されていく。西﨑康真(文4=清風)がサーブで崩し、OBの鎌田佳朗選手(令2法卒・現日本特殊陶業株式会社)がスパイクを決めるなど逆転を試みるも、差を詰められず17-25で試合終了。2位で早慶明戦を終えた。 [上原朋子] 試合後のコメント武田――最近集中して行っている練習はございますか。 「やっぱりディフェンスを力入れてやっているので、ブロックレシーブの関係もそうだし、個々の技術とかは継続してやっています。後は全部が全部きれいにコンビを組めるわけではないので、割れたところからの練習はやっています」 ――全日本大学選手権に向けて意気込みをお願いします。 「波があったら向かって来られる側のチームとかに食われたりするので、そうならないようにちゃんと準備していきたいと思います」 前嶋――慶大戦を振り返ってみていかがですか。 「僕はケガ明けで、今日が初めてのスタメンで、ケガ前と比べるとやっぱり体力とか技術面も結構落ちています。そこをどうやってまた戻すかということが大事かなと思いました」READ MORE -
秋季リーグ最終戦 接戦制し慶大にストレート勝ち/秋季関東大学1部リーグ戦
バレーボール 2023.10.30秋季リーグ最終戦は慶大と対戦。第1、2セットはデュースまでもつれ込む接戦となるも、無事明大が制し一歩リードする。勢いに乗った明大は、点差を付け第3セットも奪取。秋季リーグをストレート勝ちで閉幕した。 ◆9・9~10・29 秋季関東大学1部リーグ戦(日体大健志台キャンパス米本記念体育館他)▼10・29 対慶大戦(日体大健志台キャンパス米本記念体育館)○明大3{28―26、26―24、25―19}0慶大 <スターティングメンバー>(ローテンション順)S近藤蘭丸(文2=東福岡)、OH佐々木駿(商2=土浦日大)、MB黒澤孝太(政経2=明大中野)、OP坂本雄大(政経2=市立尼崎)、OH岡本知也(政経3=五所川原工)、MB金田晃太朗(政経3=駿台学園)、Li武田大周主将(政経4=松本国際) 前日の専大戦でストレート負けを喫した明大。「昨日負けてしまってプレッシャーがあった」(近藤)。そんな中、慶大との最終戦に臨んだ。第1セットでは、序盤から坂本が2本のサービスエースを決めるなど好スタートを切る。黒澤、佐々木らの攻撃で得点を重ね、17―11と大きくリード。流れは完全に明大が握ったと思われたが、慶大も徐々に追い上げを見せる。相手の攻撃に押され、5連続得点を許すとついに逆転され23―24に。1セット目を先取されそうになるも、明大も粘り強く戦い、ゲームはデュースにまでもつれ込む。接戦の場面で光ったのは岡本のアタック。「近藤が打ちきれるトスを供給してくれたので、あとは決めるだけだった」(岡本)と28―26で第1セットを先取した。 この流れに乗り、挑んだ第2セット。しかし慶大も意地を見せ、両チーム譲らない展開となった。終盤、明大が一歩リードするも慶大も負けじと得点し追いつく。再びデュースまでもつれるが最後は明大が制し、勝利に王手をかけた。3セット目は、序盤から明大がゲームの主導権を握った。スパイクもブロックも勢いに乗り6連続得点を決めると、大きく点差を離す。「自分たちの流れでできてよかった」(岡本)と25―19でセットを奪い、秋季リーグ最終戦をストレート勝ちで飾った。 秋季リーグ戦を終え、次は全日本大学選手権(以下、全カレ)へ挑む。去年、一昨年と満足する結果を残せていない明大。「一戦一戦集中して明治の空気を作って勝てるように」(武田)。これまでの集大成を発揮し、全カレでの上位進出を目指す。 [坂内咲月] 試合後のコメント武田――秋季リーグ戦を振り返っていかがですか。 「春に比べて格上のチームを倒していることはすごい収穫だと思います。しかし、勝っているけれど緩いゲームをしてしまったし、相手に合わせてしまう雰囲気を直さないといけないと思います」 岡本――チームとしての課題を教えてください。 「サーブとブロックとそこからの切り返しができれば、取れる得点も多いと思います。サーブからバレーは始まるのでサーブを磨いていきたいです」 坂本――全カレに向けて修正したい部分はありますか。 「切り返しの部分と、サーブで崩せる展開を作れるように修正していかないといけないなと思います」 近藤――第1セット終盤で追いつかれた原因は何でしょうか。 「自分たちが押されるパターンとしてキャッチが乱れてそこから展開ができず引きずってしまうところが原因だと思います。自分のトスが割れているのでしっかり丁寧に上げたいです」READ MORE -
秋季リーグ10戦目 エース止められず専大にストレート負け/秋季関東大学1部リーグ戦
バレーボール 2023.10.28 秋季関東大学1部リーグ10戦目は専大との対戦。日本代表の甲斐優斗(専大)の強烈なスパイクをしのげず、試合を通して先行できなかった。流れをつかめないまま悔しいストレート負けとなった。 ◆9・9~10・29 秋季関東大学1部リーグ戦(日体大健志台キャンパス米本記念体育館他)▼10・28 対専大戦(日体大健志台キャンパス米本記念体育館)明大0{18―25、21―25、21―25}3専大〇 <スターティングメンバー>(ローテンション順)S近藤蘭丸(文2=東福岡)、OH佐々木駿(商2=土浦日大)、MB黒澤孝太(政経2=明大中野)、OP坂本雄大(政経2=市立尼崎)、OH岡本知也(政経3=五所川原工)、MB金田晃太朗(政経3=駿台学園)、Li武田大周主将(政経4=松本国際) 第3セット黒澤⇄山田美雄(政経2=東福岡) 甲斐のノータッチエースから始まった第1セット。坂本と黒澤のスパイクが連続でシャットアウトされ、3連続得点を許してしまう。逆転したいところだったが、サイドアウトを取れずどんどん突き放される。最後は3枚ブロックを抜かれ、18―25の大差でセットを献上した。5点差で先行された第2セット。中盤に岡本と前嶋悠仁(法2=日本航空)、黒澤と山田の2枚替えで巻き返しを図る。山田を囮に使った佐々木のスパイクが決まり得点を量産。しかし流れをつかみ切れず、点差を詰められないままこのセットも落とした。 後がなくなった第3セット。この日何度目かのサービスエースで3連続得点を許すと、明大はたまらずタイムアウトを要求。タイムアウト明け、強サーブに乱されつつも、佐々木がスパイクを決めセットカウントは9―11に。その後はサイドアウトを取りあう展開となり、セット終盤へ。武田がパンケーキレシーブでボールをつなぐなど健闘するも、序盤につけられた差を埋められず21―25で試合終了。ストレート負けを喫した。 相手のエース・甲斐に対して「ディフェンスのシフトを変えれば良かったかなと思う」(武田)と、悔しさが残る試合となった。明日の秋季リーグ最終戦・慶大戦は「絶対勝って上位を勝ち取りたい」(坂本)。明日も負けられない戦いとなる。 [上原朋子] 試合後のコメント武田――今日の試合を振り返ってみていかがですか。 「締まりがない出だしになってしまったし、どこかで立て直すとかもできなかったし、淡々とやる感じの雰囲気に飲まれちゃったかなと思います。課題もなかなか見つからないようなぐだぐだな試合になってしまいました」 ――立て直せなかった理由は何でしょうか。 「自分たちで雰囲気をつくれなかったのが一番です。サイドアウトを取れずに簡単にあっちに決められて、こっちも流れをつかみづらいし、声も出していなかったので悪循環になってしまいました」 金田――相手に日本代表のエースがいましたが、そこに対してはどんな対策を立てていましたか。 「ある程度上から打たれるのは仕方ないので、そこは割り切って、トスが割れた時や、相手が打点下がった時にしっかりワンタッチ取るのと、相手のボールを拾って切り返すというのをチーム全体の意識としてやっていました」 坂本――下級生が多くコートに入っていましたが、上級生として何か意識したことありますか。 「『プレッシャーを感じずに伸び伸びしろ』って言って、伸び伸びしてくれました。まだましな結果だったかなと思います」 佐々木――ご自身のプレーはいかがでしたか。 「今日はコンディションが良かったです。自分のプレーに点数をつけるなら80点くらいです。いつも以上にスパイクのコースの幅が広がっていたと思います」READ MORE -
秋季リーグ9戦目 筑波大に大金星/秋季関東大学1部リーグ戦
バレーボール 2023.10.22前日、順大に敗北を喫した明大。9戦目は筑波大との一戦となった。第1、2セットともに連取し、勝利は目前。しかし続く第3セットは相手の攻撃を受ける展開となりこのセットを落とす。それでも気持ちを入れ替えて臨んだ第4セットで25―15と大きく点差をつけ、勝利した。 ◆9・9~10・29 秋季関東大学1部リーグ戦(日体大健志台キャンパス米本記念体育館他)▼10・21 対筑波大戦(会場名非公開)○明大3{25―23、26―24、18―25、25―15}1筑波大 <スターティングメンバー>(ローテンション順)S近藤蘭丸(文2=東福岡)、OH佐々木駿(商2=土浦日大)、MB黒澤孝太(政経2=明大中野)、OP坂本雄大(政経2=市立尼崎)、OH岡本知也(政経3=五所川原工)、MB金田晃太朗(政経3=駿台学園)、Li武田大周主将(政経4=松本国際)第4セット佐々木⇄前嶋悠仁(法2=日本航空) 黒澤⇄山田美雄(政経2=東福岡) 第1セットはなかなか点差を広げることができず、一進一退の攻防戦となった。序盤からリードを許すことはなかったが、中盤に11―12と逆転される。しかし、佐々木がスパイクを決めてすぐに追いつくと試合の主導権を握った。一時は24―20となるも、相手のスパイクを拾うことができず24―23にまで追いつかれてしまう。それでも坂本が最後の1点を冷静に決め切り、このセットを取った。続く第2セットも勢いに乗る明大。坂本と近藤のブロックが決まると一気に3連続ポイントを獲得する。「サイドアウト率がよかった」(山田)と高い攻撃力を見せ、このセットもモノにした。 迎えた第3セットは昨年度の全日本大学選手権(以下、全日本インカレ)王者の意地を見せられる展開となった。「相手の強烈なサーブに押された」(坂本)。ボールを拾うことができず、5連続で失点してしまう。それでも金田がクイックを決めて粘りを見せた。その後も山田と前嶋のブロックで徐々に点差を縮めるが、序盤の大量失点が響きこのセットを落とした。 「技術的なことは今言っても何も変わらないので雰囲気を上げていった」(山田)。山田のスパイクで切り崩すと、山田と近藤のブロックも決まる。さらには強烈なサーブを放ち、一気に4連続ポイントを取った。その後も金田のフェイントで相手の隙を突くと3連続ポイント。「4セット目は切り替えて、サーブで攻めてブロックとレシーブをしっかり拾うバレーができた」(岡本)。25―15でこのセットを危なげなく取り、筑波大に勝利した。 「昨日の敗戦は気にせずに切り替えてやろうと声をかけていた」(武田)。〝明治のバレー〟で格上相手との試合を制した。秋季リーグ戦はあと2回を残すのみ。11月には全日本インカレが控えており、シード権獲得およびトーナメントにも勝率が関わってくる。「誰か強い人がいるチームよりも総合的に強い方が強いチームだと思っている」(武田)。チーム全体の底上げを図り、勝利を掴み取ろうとする明大に今後も目が離せない。 [田上愛子] 試合後のコメント武田――ご自身のプレーはいかがでしたか。 「今日は60点ぐらいです。抜けたところが拾えてはいるけど、相手に返ったりして得点につながってないのが納得できなくて、自分の中ではもうちょっとコート内に収められたらいいなと思いました」 坂本 ――筑波大にどのような対策をして試合に臨まれましたか。 「自分らはつなぎを意識しているので、そこに再度トスを持っていって打ち切るっていうところをもう1回徹底しました」 岡本――前日の試合は終盤に逆転を許しましたが、どのように切り替えて試合に臨まれましたか。 「順大戦の3セット目は、取れるセットでありながら終盤追いつかれて逆転されて取られました。今日も終盤追いつかれましたが、しっかりサーブレシーブが入ればミドルが決めてくれるので、我慢してサーブシーブを入れていきました。しっかり切り替えてできたかなと思います」 山田――次週の試合の意気込みをお願いします。「今は勝率が高いので、残りの試合も取り切りたいと思います」READ MORE
特集記事 SPECIAL
部の紹介 INTRODUCTION
昭和8年創部の伝統ある部だ。関東大学リーグでは1部に所属しており、高校時代から実績ある選手が多く在籍している。2013年の東日本インカレ制覇以来、優勝からは遠ざかっているが、チームの爆発力はリーグでも屈指。またリーグ戦では個人タイトルを獲得する選手もおり、選手個人のポテンシャルは非常に高い。高さはそれ程あるわけではないが、ブロックとリベロが連携した拾ってつなぐバレーがチームの武器だ。粘り強いバレーで目標である「日本一」を手繰り寄せる。