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2年ぶりの出場 入賞は逃すも手応えをつかむ/全関東学生ダートトライアル選手権
自動車 2022.06.22ダート(未舗装路)のコースを走りタイムを競う今大会。明大からは3人の選手が出場した。車の不調を抱えながらもチーム一丸となって戦い抜いた。ミスコースも見られたが出場した全ドライバーが記録を残し、次戦に向けて明るい材料となった。 ◆6・19 全関東学生ダートトライアル選手権(丸和オートランド那須)▼男子団体の部 明大――7位▼男子個人の部 須澤――20位 田中――22位 藤井――23位 2年ぶりに出場した今大会。明大は「来年度以降上位争いができるように経験を積む」(常盤啓太主将・法4=北園)という目標を掲げ、2、3年生がドライバーとしてレースに臨んだ。しかし、前日に悲運がチームを襲う。本来よりもエンジンの回転数が上がらずにパワーが落ちてしまうという大きなトラブルだ。器材の不足などから会場では十分な整備を行うことができない。その中でも「ブレーキを直前まで踏まないで速度を落とさず走る」(須澤遼・法3=東邦大東邦)といった工夫をするなど車の状態に合わせて各ドライバーが奮闘した。 1走を務めたのは初めてダートトライアル公式戦に出場した藤井健太(経営2=淑徳巣鴨)。1本目は安定した走行を見せ、1分34秒95をマーク。カーブを曲がる際「しっかりと減速して外側に行かないように」(藤井)とタイムロスを生まない走りを意識した。しかし、高速度で走行する状況下では一瞬のミスが命取りになる。2本目はスタート直後にミスコースをしてしまい、記録を残せなかった。不本意な結果に終わったが、初めての出場を通して得たものは大きいはずだ。 2走の田中寛人(商3=桐蔭学園)は1本目にミスコースをしてしまう。「コーナーを曲がったタイミングで姿勢を崩してしまった」(田中)ことを反省点に挙げた。後がなくなった2本目、ミスコースをしないことを意識しながら「今の技量の中ではかなりいい走りができた」と1分34秒427でゴール。今年度5月に行われた全関東学生ジムガーナ選手権ではスピンしてしまい、記録を残せなかったが今大会では1本目のミスを修正してみせた。さらなる記録更新にも期待がかかる。 3走には部内選考会で一番の成績を残した須澤が選ばれた。「明大の看板を背負っている分、恥ずかしい走りはしない」(須澤)。その言葉通り2本ともチーム内トップの記録でチェッカーフラッグを受けた。ダートと舗装路が連続する区間では「ダートで乱れた姿勢を舗装路でリセットして次のコーナーへの足掛かりにした」(須澤)と路面状況の変化にも巧みに対応。2本目の後半区間でエンジンの不調から思うような加速ができなかった点を悔やむも、チームの最後を飾るにふさわしい見事な走りだった。 今大会はダートという過酷な条件下のために走行中に横転して途中棄権したり、車が故障してコース上で停止したりしてしまうチームも見られた。しかし、明大は車の不調を抱えながらも最後まで大きなトラブルなく走り切った。主将の常盤も「来年度以降につながる試合ができた」とチームの成長に自信を見せる。今大会で得た経験や反省を洗い出し、今後の大会ではさらなる好成績を目指したい。上位で勝負できるチームになるため、これからも走り続ける。[松原輝] 試合後のコメント宮鍋正幸監督――今大会に出場した目的はありますか。 「経験を積ませるためというのが大きな目的です。ダートは練習場所が限られていて、車への負担も大きいため出場しない学校もあります。ただ、明大はジムガーナ、ダートトライアル、フィギュア(運転技術を競う部門)の3種目の総合点で争う総合杯の獲得を目指しています。そういった理由もあり出場を決めました」 ――選手に伝えたことはありますか。 「いつも、1本目だけはミスコースをせずにゴールするように伝えています。1本目でタイムを残すことができれば2本目で勝負をかけられるためです」 常盤――下級生の走りはいかがでしたか。 「ダートトライアルの練習を始めたのが5月末ごろということで練習時間は短かったのですが経験の少ない中でもいい走りをしてくれたのではないかと思います」 ――主将として意識していることはありますか。 「下級生がコロナの影響で経験を積む機会が少なく、このまま部を引き継いでしまうと来年度以降を戦っていく上で苦しい状況になると予想されます。そのため、自分が結果を狙うだけでなく、整備、車両トラブルの直し方、運転技術などの面で自分がやってきたことを下級生に引き継いでいけるように意識しています」 須澤――今日の走りを振り返っていかがでしたか。 「車のエンジンの調子がかなり悪かったので満足はしていませんが、大会の雰囲気や状況の変化をつかめたので経験を得ることはできたと思います」 ――2年ぶりのダートトライアルの公式戦はいかがでしたか。 「2年ぶりなのでみんな手探り状態でした。主将が来年度自分はいないからということで僕たちにドライバーをやらせていただきました。主将には選手ではない中でも車の整備などをしていただき、大変助かりました。後輩の技術の習得という面ではダートトライアルは車の整備方法が少し異なるので経験できて良かったと思います」 ――今後に向けて収穫はありましたか。 「今回の大会で不安定な所を走ることができたので、もしジムカーナ(舗装路)が雨だったりした時の対処方法などを学べたと思います。あとは車の調整や走行動画を見返して問題点を洗い出したいです」 READ MORE -
個人・団体で入賞ならず 新たな成長へ大きな一歩/全関東学生ジムカーナ選手権
自動車 2019.05.29舗装されたコースを走りタイムを競う今大会。課題の残る結果となった。安田弘樹(情コミ3=橘学苑高)が1走目にいい走りを見せるも2走目ではマシントラブルで記録が出せず、入賞を逃す。チーム全体を見ても細かいミスが目立ち、個人・団体ともに入賞を逃す手厳しい結果となった。 ◆5・26 全関東学生ジムカーナ選手権(富士スピードウェイ)▼男子団体の部 明大――10位▼男子個人の部 安田――8位 俣野――31位 矢島――40位 決められたコースをいかに早く走るかを競うジムカーナ選手権が富士スピードウェイで行われた。複雑で細かい操作が求められた今試合。「ジムカーナにおいて大切なサイドターンを練習はしていたが、全体をみるとまだまだ力不足だと感じた」(俣野耀太郎・商3=開智未来)。普段のコースより複雑なコースとなった分、大会を通してミスコースが続出。その中でも安田は絶妙なハンドブレーキ操作で、サイドターンをうまく使い、第1走目では全体で5位と好成績を残す。しかし、2走目にはマシントラブルによって途中リタイア。「ミスがなければ入賞できたと思う」(安田)。スコアにはつながらなかったため、チームとしても成績は伸びず。個人・団体で入賞を逃し、多くの課題を残したレースとなった。 チームは前を向き続ける。「ライバル校に負けないように、安田を中心として全体の底上げをやっていきたい」(俣野)。安田は技術面でチームを引っ張っていく存在だ。3年生を主力とした新体制。今試合の反省点を上手く成果に転化できるかは、彼らの向上心に懸かっている。次の試合は那須で行われる全関東学生ダートトライアル選手権。ジムカーナとは全く違うフィールドで成果が出していけるように、課題を一つ一つ克服し、その先に見える彼らの強くなった姿を楽しみに待ちたい。 [内山嶺] 試合後のコメント俣野――今大会を振り返っていかがでしたか。 「自分にとって初めての、ジムカーナだったのですが、とりあえずミスコースでタイムが出ないことは一番気にしていました。なのでタイムが残せたのは良かったと思います。他大と比べてまだまだ差があるなと思ったので、課題を見つけて修正していきたいと思いますね」 ――次戦に向けて意気込みのほどお願いします。 「次の試合はダートトライアルで、自分はダートの方が好きなので、とりあえず選手に選ばれて入賞を狙っていきたいですね」 安田――今日の試合を振り返っていかがでしたか。 「午前中は落ち着いて運転できて、午後はリラックスできたと思います。午後のミスがなければ入賞ができたと思うので、惜しいですね」 ――効果のあった練習は何ですか。 「本番を意識した実践的な練習ですね。本番と同じように朝から練習したのが良かったと思います」READ MORE -
新チーム始動 団体入賞ならず/全関東学生運転競技選手権
自動車 2019.03.11新チームの初陣となる全関東フィギュアが行われた。団体は8位と入賞に届かなかったが、小型乗用の部では矢島泰雅(情コミ2=明大明治)が2位、小型貨物の部では俣野耀太郎(商2=開智未来)が3位入賞。新チームとしては収穫のあるスタートを切った。 ◆3・10 全関東学生運転競技選手権(府中運転免許試験場)▼男子団体の部 明大――8位▼男子個人の部 小型乗用の部東コース 矢島――2位、西コース 俣野――3位▼男子個人の部 小型貨物の部東コース 秋山――4位、西コース 村崎――11位 応用力がカギを握った。当日にコースが発表された今大会。走行順が早い方が圧倒的に不利な状況だった。それでも第1走者の秋山真宏主将(情コミ2=明大明治)は「イメージ通りに走れた」と迷いのないハンドルさばきで初見のコースを好走。第3走者の俣野も前の選手のいい走りを自分の走りに生かし、高い順応力を見せつけた。団体では悔しさが残る結果となったが今後に向けた大きな経験を得られた。 今年は新3年生が主体の若手チームとなる。他大学に比べると新4年生がいない分圧倒的に経験不足で不安要素も多い。それでも「とてもコミュニケーションが取れている」(俣野)とチームの雰囲気はかなり良好。主将の秋山を中心にまとまったチームが既にできあがっている。しかし仲が良いだけでは試合に勝てない。今大会の結果も踏まえ「厳しさも取り入れてレベルアップできるチームにしたい」(秋山)。2年間かけてつくり上げられる今年のチーム。最終目標は全日本の総合杯優勝だ。初々しい選手たちがこれから様々な経験を通してどのような成長を遂げるのか目が離せない。[大橋未来]試合後のコメント秋山――団体を振り返っていかがでしたか。 「昨年の全日本フィギュアでは準優勝だったので、今年は優勝を目標に結構頑張っていたんですけど、8位で結果が振るわなかったのがすごく悔しいです」俣野――レベルアップにつながることは何ですか。 「新2年生は圧倒的に練習が足りていない部分があります。基礎的な練習は結構してきたんですけど、大会みたいなコースはあまりやっていなかったので、より実戦に近い形式で練習が必要なのかと思います。新3年生はタイムだけを求めるのではなくて、減点を少なくする走りを目指していけばもう少しいい順位が取れるのかなと思います」矢島――今後の意気込みについてお願いします。 「今大会で他の大学の人の走りを見て、フィギュアでは自分より早い人が3、4人いてライバルを見つけることができたので、その人に勝てるような走りができるように頑張りたいです」READ MORE -
瀬戸口・岸田がW優勝 団体は準優勝で最高の引退/全日本運転競技選手権
自動車 2018.11.18今季最後の大会となる、全日本フィギュアが行われた。細かい運転技術が求められるフィギュア部門。小型乗用の部では岸田裕斗(法3=天百)・瀬戸口凱(営4=明大中野)がダブル優勝。小型貨物の部では児島捷太主将(営4=明大中野)が3位と、目覚ましい活躍で団体2位に輝いた。◆11・18 全日本運転競技選手権(日通自動車学校)▼男子団体の部 明大――2位▼男子個人の部 小型乗用の部Aコース 岸田――1位、Bコース 瀬戸口――1位▼男子個人の部 小型貨物の部Aコース 児島――3位、Bコース 秋山――7位 最上級生が集大成を見せた。岸田・瀬戸口・児島にとっては最後の大会。岸田は2年次に入部したため、他の同級生とは1年分のハンデがあった。それでも得意のスラロームを強化し、その差をカバー。努力が1位という結果で報われた瞬間だった。上位3選手がポイントで並んだ小型乗用の部Bコース。「ひたすら練習した」(瀬戸口)と細かいミスなく、タイムの差で勝利をつかんだ。「最後の最後で優勝できて良かった」(瀬戸口)。児島は、自己ベストを記録。3位という結果に「自分の最大限だと思う」(児島)。それぞれが、最後の舞台で最高のパフォーマンスを披露。とびきりの笑顔で有終の美を飾った。 優勝は次の代に託された。団体優勝の慶大とはポイント数で並んだ明大。しかし、総減点数の差で、悲願の団体優勝まであと一歩届かなかった。「団体2位は、次につなげるための2位だ」(瀬戸口)。次の主将は2年の秋山真宏(情コミ2=明大明治)。今大会では「先輩たちが良い結果を残せたのに、自分は7位で終わって本当に悔しい」(秋山)。この悔しさを原動力に、来年度のさらなる躍進に向けて走り出す。[大橋未来]試合後のコメント宮鍋正幸監督――岸田と瀬戸口が乗用の部で1位になりました。 「めったにないことだからうれしいし、よくやったと思います。特に岸田は2年生入部なので、部では3年生でもこれで引退です。2年生入部だから3年間しかやってきてないけど、それで優勝できたというのは、たいしたもんだと思います」児島――4年間を振り返っていかがでしたか。 「4年生がやはり濃密で色んなことがありました。何より学んだことが多くて、主将という立場についてチームをまとめる難しさや、施策を作ってもそれを続けていく難しさなど、学ぶことが多かった1年でした。でも本当にいい仲間に囲まれて同期も後輩もそうですけど、幸せな大学生活だったと思います」瀬戸口――後輩たちに伝えたいことは何ですか。 「現3年生が1人しかいなくて、現2年生が主体的に動くことになりますので、かなり厳しい年にはなるとは思います。でも、私たちもできる限りのサポートをしてなるべく引き継ぎをしっかりして、またいい順位を取ってもらえればと思います」秋山――総減点数の差で2位になりました。 「監督に、俺があと1位上だったらとか、もうちょっと減点が少なければって言われました。自分がかなり減点を増やしてしまったので、優勝できなかったのは自分のミスがかなり大きかったなって反省しています」READ MORE -
団体4位入賞 新チーム好発進/全関東学生運転競技大会
自動車 2018.03.26新チームの初陣となる全関東フィギュアが行われた。明大からは小型乗用の部に瀬戸口凱(営3=明大中野)と岸田裕斗(法2=天百)、小型貨物の部に児島捷太主将(営3=明大中野)と秋山真宏(情コミ1=明大明治)が出場。瀬戸口が小型乗用の部で3位入賞を果たした。団体でも4位入賞となり幸先のいいスタートを切った。 精密さとの戦いだった。細かい運転技術が求められるフィギュア部門。瀬戸口は運良く最後から2番目の出走順に選ばれる。「他の選手の走りを見ることができた」(瀬戸口)とそれを基にレースを分析した。本番では障害物の距離感覚を把握したレースを展開。ミスを最小限に抑え見事に3位入賞を果たす。「個人の目標としてはクリア」(瀬戸口)と自身の過去最高の成績を叩き出した。 リベンジとして今大会を迎えた。昨年の同大会で壁への接近より惜しくも失格となった児島。今大会のためにフィギュア練習の合宿を行った。「基本的な動作をしたのが良かった」(児島)と練習前のハンドル回しや固定化したボックス内での動きを繰り返し練習。見事に個人で5位に食い込み団体4位入賞に大きく貢献した。 収穫のある初陣となった。新チームの真価が問われるレースとなった今大会。初めての大会となった1、2年生も多い中「良い結果に傾いた」(児島)。後輩育成が団体制覇へのカギとなる。「団体で4位なのでもっと高みがある」(児島)と貪欲に優勝を追い続ける。 [木田諒一朗]児島「途中のスラロームまではいい感じでいけたんですけど最後これじゃ勝てないなと思って気持ち変えたところを少し雑なところが出てしまってミスが出たという感じでした。でも表彰台は登りたかったですけどそこまで大きな失敗ではなかったので良かったと思います。個人の順位は不甲斐ないですね。瀬戸口が3位に入ってくれて僕が3位とかになっていれば団体の順位がひとつ上がっていたかもしれなかったです。後輩で出ているのが秋山で2年生のわりに頑張ってくれてとても感謝しています。団体の順位は本当にいいスタートが切れているなと思います。次につながるものだと捉えています。(昨年の同大会と比べて)昨年は個人だと失格になっていてその中から今回タイムを残すことを重視して走って3年生が抜けているのもあって2年生を起用したのもあるんですけどそこから団体4位を出せて満足しています。今回は良い結果に傾いたのかなと感じています。(今大会の意気込み)ちょうど4年生が抜けて15人になってレースのスタッフなどで抜けてメンバーが少ない中で一人一人が役割を果たして動いてくれて良かったと思います。(チーム状況)みんないろんな意見を言ってくるので叶えてあげたいところはあるんですけど先輩後輩気を使わず話してくれることが多いと感じて結構気に入っています。(反省点)各々伸びてくれているとは思うんですけど缶とかせつとか減点がある項目があったのでそこを極めていきたいです。一発で決めるという一連の動作ができるようになればいいかなと思います。(今大会のために取り組んだこと)ハンドル回しを練習前に取り入れるようにしてそこが良くなりました。固定化したボックス内での決まった動きを毎日毎日とっていってそこは基本的な動作をしたのは良かったかなと思います。(今後に向けて)団体で4位なのでもっと高みがあると思うので各々が力を発揮していいチームになってくれればいいと思います」瀬戸口「大会としては過去最高の成績だったので自分としてはすごく満足しています。でも少しミスをしてしまいそれがなければ2位にいけたので次回に生かしたいと思います。良かった点は、まず運が良く出走順が遅く他の選手の走りを見ることができてそれを参考にレースを組み立てていきました。反省点は、いつもならできるところをミスしてしまったので大会の緊張感にやられたかなと思います。(レース展開は)ミラーでは車が綺麗に止まっていたんですけど車体が少し斜めに止まっていてもう少ししっかり確認していれば良かったかなと思います。(今大会の意気込み)表彰されたいと思っていたので個人の目標としてはクリアしたかなと思います。(今大会のために取り組んだこと)この競技を始めて次で4年目になるのでだいぶ練習方法とかも確立されてきてあとは積み重ねるだけです。それを積み重ねながら後輩をしっかり育ててきたので今回団体4位だったんですけど良かったと思います。(今後に向けて)ここから1年間、フィギュアが始まってダート、ジムカーナなど他の競技も始まるので全てで入賞できて総合杯を取れたらなと思います」岸田「スラロームを抜けたところにある缶をまたぐんですけどそこで少しミスをしてしまってそこが大きなミスになってしまいました。それがなかったらもっといい結果になれたと思いました。そこ以外は結構早くできたんじゃないかとS字のスラロームとかは得意なので相手と差をつけられたと思います。そのミスがなければもっといけたので悔しいですね。タイム的には1位のタイムと1秒差で2位だったので本当に悔しいです。(今大会への意気込み)他のジムカーナやダートの選手になれないのでフィギュアで優勝するつもりで頑張ってきたんですけどこんな結果で非常に残念に思います。(今大会のために取り組んだこど)乗用車だとボックスで左前が見えないので何度も車を止めて降りてどの位置にいるのかを確かめてその感覚を養いました。(今後に向けて)次に全日があるのでそこではいい結果を残せるようにと思います」秋山「いいタイムが出せたんですけどコースの枠に触ったりして減点が多くて順位はそこまでよくなかったので悔しい結果になりました。良かった点は結構イメージ通りにいっていたところでした。逆に反省点はイメージ通りでしたがちょっとした5cmくらいの差でコースの枠に触れてしまったところです。今大会の意気込みは今回初めての大会だったので順位より思いっきりやって出せる結果を出そうというのが目標でした。(今大会のために取り組んだこと)ボックスからスラロームに入るつなぎ目のところが結構難しく、そこの流れとかをいろいろ確認したり集中的にやりました。(今後に向けて)これから新入生も入ってきて教えながら自分も成長していければなと思います」READ MORE -
和泉ガレージでの練習取材 新旧主将がチームを語る
自動車 2017.10.30和泉ガレージでの練習取材 新旧主将がチームを語る 和泉ガレージで行われた練習を取材しました。今回の取材では和泉ガレージでの自動車の整備や部員たちの様子を見学することができました。また現主将の吉田潤主将(商4=鶴嶺)に今年の総括と次期主将の児島捷太(経営3=明大中野)に来年の展望について伺いました。大会に出場することができなかった今年。「自分たちの力を最大限に発揮できなかった」(吉田)と悔しさをにじませた。しかしそれだけ4年生が乗る分を1年生に回して後輩育成に励んだことは「無駄にはならない」(吉田)と来年以降の成績に期待している。1年間主将としてチームをけん引したことは「大変なことが8割」(吉田)と大学の名を背負うことにプレッシャーを感じていた。それでも自動車部の特徴でもある他大学とのコミュニティが吉田の励みになった。練習場が限られている和泉ガレージ。広い場所が必要となるフィギュアの練習では他大学の練習場を借りることで他大学の部員とつながりができた。アクシデントが予想される大会でもコミュニティが生かされる。ほとんどの大学が同じ自動車を扱っているためアクシデントが起きても部品の貸し借りを他大学と行う。「社会人において必要なことを車を通して学べた」(吉田)と競技だけではなく人間としての成長をさせてくれた自動車部。人生最後の部活動を糧にして社会へと羽ばたいていく。 代替わりが始まる。大会に出られずに悔しい思いをしてきたこの1年間。3月に行われる全日本学生選手権が初陣となる。4年生が1年間我慢してきてくれた分を無駄にすることはできない。OBからも期待が懸かる大会となるが「気負うよりは楽しくかつみんな人間的に成長してもらえればいい」と話す児島。万全の準備をして1年越しの大会に全力を尽くしにいく。[木田諒一朗]選手のコメント吉田「今年1年としてはやっぱり大会に全部出れなかったので自分たちの力を最大限に発揮できなかったことが一番悔しいところでした。良かった点とすればそれだけ4年生が乗る分を1年生に回せることができたので来年以降いい成績にしてくれたらのかなと感じております。(今後の自動車部について)自分の1年間やってきたことでやっぱり1年生が指示を待つ前に自分から動いて自発的に行動してほしいということが重点を置いてきました。今年ができたけど少し足りない部分があるのでまたそれを来年につなげてくれればなとあとは楽しくやってもらうのが一番かなと思いますね。(主将をやってみて)大変なことが8割ですかね。やっぱり大学の名を背負って対外の大会にいって他の大学の自動車部と競うことにすごくプレッシャーを感ました。でもその分だけ他の大学との知り合いもできたりとか今日も慶応大学と練習をしたのでそういうつながりができたのが主将をやってて良かったことかなと感じます。(他大とのつながり)大体どこの大学も使ってる車は同じなので持ってくるパーツが同じなんです。そのためもし大会の時にパーツが壊れたりしたら結構他の部活とかはわからないですけどみんなで助け合って大会を迎えようというのが伝統的に自動車部としてはあると思います。毎年なんかしらどこかの大学が横転したり大会の前日の練習会で壊れたりします。そこで他の大学の人が駆け寄ってきて欲しい部品あるかなどその逆もあるのでお互いをけ落としてやろうというのは一切ないですね。戦う時は本気でやるんですけどお互いいい大会にしようみたいなっていうのは自動車部の一番の特徴なのかなと思います。大会の本番一緒に頑張れるために自分たちも力を貸すよみたいなというのはすごくありますね。他の大学と一緒に大会に向けて練習することもあるので本来なら相手の練習時間を少なくした方が自分は勝てるかもしれないけどお互い練習できないからフェアにやろうみたいなところがあります。フィギュアという競技は場所がすごく必要なのでうちの大学は見た通り土地が全然ないので敷地のある中央大学さんとか慶応とか青学とかに行って一緒に練習して仲良くなったりしてそれを毎年続ける努力はしています。みんなレンタカー屋でアルバイトをしているので車は安く借りれるのでそこでいいギブアンドテイクはできてるのかなと思います。(4年間の総括)この部活の一番の目標として大会に勝つのはもちろんなんですけど人間として社会人としての教わるところを大学生が最後だと思うので人間的にも成長できたし判断力や決断力などの社会人において必要なことを車を通して学べたかなと思いますね。」児島「規模は小さいのですけど他の体育会と遜色なく努力してもらって1、2年生の後輩には大学生活を充実させるひとつの術としてなればいいかなと思っています。(自動車部の存在)確かに体育会だから就活とかに有利というのはあるけどOBや同期とのつながり大学でちゃんと最後に部活できるいい空間だと思います。(来年に向けて)今年はいろいろと事情があって大会に出れてなくて、それでOBも期待してるとは思うんですけどそこはあんめりみんなには意識してほしくないです。たくさん失敗してもらって全然大丈夫なので結果にこだわり過ぎて気負うよりは楽しくかつみんな人間的に成長してもらえればいいかなと思います。」READ MORE -
喜多が個人1位 団体は入賞ならず/全関東学生運転競技大会
自動車 2017.03.26新体制のスタートとなる全関東フィギュアが行われた。明大からは小型乗用の部に小畑晴熙(政経3=順天)と瀬戸口凱(営2=明大中野)、小型貨物の部に喜多洋行(商3=鎌倉学園)と児島捷太(営2=明大中野)が出場。喜多が小型貨物の部で個人優勝を果たした。しかし、他が振るわず団体の部は入賞とならなかった。 集中力を切らさず走り切った。運転技術を競うフィギュア種目。威勢のいいあいさつで小型トラックに乗り込んだ喜多。車を巧みにコントロールし、総減点0という完璧な走りを披露した。「新4年生は就活があって、僕自身今回、一番練習できてなくて」(喜多)。自らの練習不足を解消するべく個人的に他大学の練習に出向いた。多忙の中でもひたむきな努力が実を結び優勝をつかみ取った。 団体の部優勝を狙った今大会。児島が惜しくも失格となり2年ぶりの優勝は来年度に持ち越しになった。「この結果なのでこのままじゃ卒業はできない」(小畑)。リベンジの舞台は11月の全日本フィギュアだ。自前の練習場を持たない厳しい環境の自動車部。各部員が工夫を凝らし全日本フィギュアでは団体の部優勝を狙う。 悔しさを乗り越える。「団体優勝は狙っていたから今回の結果は悔しい」(吉田潤主将・商4=鶴嶺)。最大の目標は全日本総合杯の年間王者だ。悲願達成に向けてノーブレーキで走り続ける。[柏崎涼介]喜多「(振り返って)あまり慣れない車両だったんですごい緊張はしたんですけど、焦ったら負けというのが心の中にあったので、集中力切らさずに焦らずやろうというのがありました。ちゃんとミスせず走り切れたかなと思います。狭路はトラックに対して幅が広いので、本当だったらすっと入ってすっと戻る感じだったんですけど、ちょっと微妙に入っていなくて、そこが納得いかなかったかなと。僕ちょっと他の人に比べてハンドル回すのが遅いので、そういう細かいところで見ると、結果的にはタイムも一番早かったですが、他のライバルと比べると足りない部分はあるのかなと思います。(コンディションは)悪くはなかったです。体調悪いとかはなく、ましだったかなと。(意識していたことは)絶対に慌てないということを意識していました。2位の青学の奥山と親しくて、いわゆる本当にいいライバルで、昨日とかおとといからずっと「お前倒すから」といやらしいこと言ってきてたんですけど(笑)。そういうのもあったんでなおさら負けたくない、流されまいというのはありました。(同乗判定員がOBでしたが)知ってる先輩というのは、変な緊張はなかったです。終わった後に顔を見たら、険しい顔で何も言わなかったので心配でしたね。でも結果何もなかったのでよかったです。(監督から)大したもんだなと。あんまりそういうの言われたことなかったのでうれしいです。(部内選考は)大会が当初3月4日で、急きょ今日になって、なので選考は2月の頭くらいでした。最初の合宿の2日目か3日目くらいでしたね。選考はOBの先輩が来られた時は、横の同乗の審判をお願いして、いなければ部内の誰かにお願いしたりして決めています。(貨物に乗ることになった経緯は)トラック面白そうだなという思いで。乗用と違って、箱がついていない平ボディのトラックだとミラーで四つのタイヤが見れるので、ならトラックの方がいいかなって。(練習は)他の大学と違って、自前で練習できるところがなくて、海岸だったり中大さんや青学さんをお借りして、日頃平日練習する上ではそういうところ行かなければならなくて、これから僕ら新4年生は就活があって、僕自身今回、一番練習できてなくて。ずっと説明会に行っていたので、そういうのがあるというのは分かっていたので、僕だけ他大学の人にお願いして、他大学だけの練習の時に少し混ぜてもらってました。(4年生が抜けて)今までと違って、フィギュアという競技は下級生も大会に出るのでいいんですけど、スピード競技は僕ら特に経験が少なくて、大会に出たのはほとんどなくて。経験がないので、上が抜けてしまったことで不安ですね。特に去年は車のトラブルも多く、ちゃんとした車で練習できなかったので、そういうのもあってなおさら思うことはありますね。(目標は)2017年シーズン、個人で優勝できたのでこのまま勝ち続けて総合杯、全関東全日両方勝ち続けたいなというのがあります。せっかく選手としてやっていくので一番としてはそれですかね」小畑「駄目でしたね。100点満点でいったら10点くらい。2カ月ぐらいフィギュアに向けて練習していて、やってやるぞという気持ちでした。これまでの練習を生かせなかったのは悔しいです。腹の虫が収まらないというか。他大学との合同練習でうまい人の走りと自分の走りを比べて優勝を狙える位置にいたと思います。自信があっただけに今回の結果は悔やまれる。もう競技を始めて3年目なので特別なことをやるというより、今まで積み上げたものにさらに磨きをかけていくということを意識して練習していました。今更、特別何かをやって突然うまくなるというのは無いと思うので。基礎的なことを確認するみたいな感じです。僕が公式の大会に出れるのはこのフィギュアだけ。ジムカーナとダートは全然走れない。だから出られる試合はこれしかない。だからこそ、フィギュアは勝たないといけないなと思っていたので、モチベーションはすごい高かったです。(ミスの原因は)僕の前にうまい人が走っていて、その人の走りを参考にしようとしました。そうしたら、その人がミスってどうしたらいいのか分からなくなった。迷いが生じてイメージしていた走りができなかったです。今回、この結果なのでこのままじゃ卒業はできない。自分にムカついているし、同期の喜多が優勝で後輩の瀬戸口も僕よりも順位が上で部内でも負けたというのがある。11月の全日本は勝ちにいきます」瀬戸口「(振り返って)もうちょっといけたかなと思っています。表彰3位以上がよかったですね。他大学が上手かったです。青学さんの方とか、一緒に練習していたのでライバル的存在はいました。ほぼ練習と同じような感じだったんですけど、ちょっと練習通りにはいかなかったところがいくつかありまして、そこが差になってしまいました。ルール的にペナルティ無しで帰ってくるというのを意識していました。(90秒間の調節は)ミラーの調節や椅子の高さ、あと席の前後、ブレーキの踏む感じで足が変わっちゃうので。(部内選考は)合宿がありまして、その時にタイム計って決まりました。(乗用になった経緯は)貨物と両方乗ってみたんですけど、乗用の方が合うかなと思いまして乗用にしました。(今までの大会出場経験は)去年、新人枠で出場して、正選手は初でした。緊張しましたね、大学を背負っているということで。(先輩からは)あまり気を張らずにいけよという感じでした。(監督からは)よかったんじゃないかという声かけはいただいたのでうれしかったです。監督は思ってくれることを言ってくださるので、駄目な時は駄目と。なのでうれしかったです。(目標は)全日本フィギュアで表彰台にのります」児島「悔しいです。試合になるとミスが多く出るタイプなので直していかないといけないです。練習では良いタイムが出ていた。練習のときの力を発揮できなかったのは、もったいないことをしましたね。失格になったのは壁に近づき過ぎてしまったから。(特別な練習は)トラックのハンドルは重いので、腕立てをしました。筋力は意外と重要です。合宿は基礎練習を中心にやりました。目標は、また出る機会があれば喜多先輩を超えるようなタイムを出して順位残したいです」READ MORE -
最後まで力出し切り男子団体4位入賞 総合杯は4位/全日本学生運転競技選手権
自動車 2016.11.21今季最後の大会となる全日本学生運転競技大会が日通自動車学校で行われた。車をコントロールする技術で競うフィギュアで、男子小型乗用の部に小平勝也(商4=巻)、榎並敬太主将(法4=東洋)、男子小型貨物の部に中山凱史(理工4=春日部共栄)と喜多洋行(商3=鎌倉学園)の4名が出場。タイム減点が響き、昨年の団体3位を下回る団体4位入賞となった。この結果、全日本総合杯は4位入賞となった。 期待していた賞状とは違った。昨年から期待されていた今年度のチームの結果は団体4位入賞。「もう少し上の賞状が欲しかった」(榎並)と満足のいく結果ではなかった。ミスのない運転を心掛けて臨み、出場した4台のうち3台が減点無し。しかし、コースの難易度が下がったことで相対的な成績の伸びに欠けた。「正直優勝は狙えると思っていたのでかなり悔しい」(中山)。この結果、全日本総合杯は4位に終わった。 それでも、やれることは全てやった。今回初めての試みで、大会2週間前から明大野球部“内海・島岡ボールパーク”の駐車場を借りて練習に励んだ。他の大学が練習場所を確保する中、明大はここ1年間フィギュアの練習場所がなかった。そこで宮鍋正幸監督自ら「駐車場を貸してほしい」と硬式野球部の善波達也監督に電話をかけ、約束を取りつけた。監督の親心に部員も応え、全員が寸暇を惜しんでグラウンドに向かった。「空いた時間が1時間でもあれば、30分しか練習できなくても府中に行っていました」と榎並主将。集大成へ、ベストを尽くした。 最後は悔いなく走り切って3位だ。榎並は目標の4分に、1分オーバーとなるもノーミスでまとめた。「不思議と後悔はないです。気持ちよく走れました。やっと終わった。長かった」(榎並)。後輩思いの主将だ。勝つ喜びを味合わってほしいという思いが強く、後輩を勝たせてあげたいと時には厳しく接した。「賞状をもらっている姿を見て後輩たちが追いかけてくれればいいと思う」(榎並)。高校まで違うスポーツをしてきたが「最後は自分の好きなもので終わらせたいと思っていた」と門をたたいた自動車部。4年間を振り返って「幸せでした」と笑顔を見せた。 昨年2位で一番優勝に近い存在であった中山は3位。昨年の1位から3位が今年も表彰台で揃い、実力が拮抗していた中での勝負だった。惜しくも優勝は逃したが「4年間やり切った」(中山)とすがすがしい表情だった。 優勝は後輩に託された。部内の選手選考を勝ち抜き、唯一の3年生として出場した喜多は、大きなミス無く、タイムも4分23秒と好調な走りを見せた。「今後、代表的な選手になると思うが、今日はその第一歩を踏み出した」(榎並)と後輩に期待が懸かる。来年度の全日本総合杯優勝に向けてアクセルを踏む。[臼井美理亜]試合後のコメント榎並「練習通りにはできなかったんですけど、ミスなかったですし、その時の状況に合わせた走りができたので、不思議と後悔はないです。気持ちよく走れました。やっと終わったと思いました。長かった!と。あとは貨物の喜多がいいタイムを出してくれたので来年につながるレースができたかなと思います。(主将として)苦しいことはなかったです。ただ勝ちたかったので、その分下の子たちに負担をかけたなというのが自分の中にあって、最後やっぱり勝って気持ち良さを味あわせてあげたかったのでそれが心残りですかね。(後輩は)喜多が今回いい走りをしてくれました。今後代表的な選手になっていくでしょうから、今日はその第一歩を踏み出したと思います。(中山選手は)やはり多少プレッシャーを感じていたのかなと思います。フィギュアの選手の中で一番優勝に近い存在だったので。(3位入賞について)賞状をもらえてうれしいっていうのもあるんですけど、今になるともう少し上の賞状が欲しかったかなと思います。人生において、色々な大学と一緒に競って、自分の好きなことで全力をかけるということはないです。自分の好きなことで優勝することはなかなか無いことです。(主将として)後輩に勝つ喜びを味合わせたい思いが強かったです。来年以降は僕とは違った方針でやっていくと思います。僕自身、先輩たちが賞状をもらっている姿を見て、頑張ろうと思えていました。なのでこうして賞状をもらっている姿を見て後輩たちが追いかけてくれればいいと思います。反復して、負けても他の人のせいにせず、自分の中で反省して次につなげることが大切です。2年生の時に全日本に出させて頂いて、ぼろ負けして、今までの練習ではだめだったってことですし、チームの看板も背負っているので、日々の練習を積み上げようと思いました。ちょっとした努力でも結果に繋がると思います。『継続は力なり』と後輩に伝えたいです」小平「タイム的には早く帰ってこれたのでそれは良かったです。ただ、大会のルール上早いだけでは意味がなく、そこで減点をしてしまったので、悔いが残る大会だったと思います。タイヤがガムテープにさわってしまい、缶も飛ばしてしまいました。ライバルの中大はいつもだったらスピード勝負をして、減点が少しあるかなというイメージなんですけど、今回はミスをした僕の走りを見て、冷静な走りに切り替えていて、ミス無くまとめて無難に優勝しました。やっぱりそこが差だったのかなと思います。(初のフィギィアは)スピード競技以外でこの大会に出るのは初めてでした。とにかく減点のないように戻ってこようという作戦だったんですけど、他の大学の走りを見て自分の中に焦りがでて、ちょっと無理をしてしまったかなというのはあります。(出場の経緯は)大会の2週間前に選手選考があって、試合形式のコースをつくって成績上位の二人を出すという毎回のルールがあって、それで上から2番目に入ったので出られました。一発勝負なので緊張感があります。(練習は)自分が出て足を引っ張りたくないという思いもあって、この大会には懸けていました」中山「正直優勝は狙えると思っていたのでかなり悔しいです。でも4年間やり切ったなというのが大きいと思います。4年間の練習の成果を出し切りました。4年生だから結果を残さないといけないというプレッシャーはありましたが、何回も出ている大会なので、そこまでプレッシャーに押されることなく、自由に走れたかなと思います。成績悪い時もみんなで乗り越えてやってこれたというのはかなり自分の中で大切な宝物にしたいと思います。他大学との合同練習でも手ごたえは感じていましたので優勝しか考えていなかったです。自分の実力を見ながら中大との合同練習に臨んでいました。日々の練習でもライバルを意識していました。どれだけ自分の行きたいところにいけるかが大切な競技です。ですが入ろうと思って修正して直すというのを2回ほどやってしまいました。それがタイムの面で敗因になったのかなって。12月に引退ですがこれからは後輩の指導を頑張ります」喜多「練習の時うまくいかないことが多かったのですが最後少しミスをしただけでそれ以外は大きなミスなく終われました。うまくいけてよかったです。競技前はとても緊張して不安だったんですけど、最初の確認で一発でいれて、狭路でも一発で決めてから、気持ちが楽になりました。緊張がとけて最後甘くなってつまらないミスをしてしまいました。そういう小さいミスをしたので後悔はあります。でも大部分は成功したのですっきりして終われたかなと思います」READ MORE -
男子団体3位で総合杯3位入賞 大森が総合杯個人準V!/全日本学生運転競技選手権
自動車 2015.12.024部門の合計で競う団体の部で3位の好成績を収めた。今季最後の大会となる全日本学生運転競技大会が近鉄自動車学校で行われ、明大からは男子小型乗用の部に大森和也(理工4=明大中野)と榎並敬太(法3=東洋)、男子小型貨物の部に金子良太(法4=明大中野)と中山凱史(理工3=春日部共栄)が出場。各車にミスが目立ったが粘り、3位で表彰台に上った。この結果、全日本総合杯で明大は3位、大森が個人の部で2位入賞を果たした。 嬉しさと悔しさが混じる団体3位だ。関東で優勝したフィギュア部門。「今回は絶対優勝しかない」(金子)と全日本でも優勝を狙ったが及ばず。全員がノーペナルティで団体優勝を決めた関東大会から一転、各車にミスが目立った。それでも、全員が大崩れすることなく走り切り、最後は意地の3位入賞で大会を終えた。 感謝のラストドライブだった。主将の金子は小型貨物の部Bコース4位入賞。ボックス幅が例年の6.6mから1m狭まり難易度が上がったコースをものともせず、ダイナミックなハンドル操作を披露した。ゴールするとこの日一番の歓声。「部員とかOBの皆さんが応援しに集まってくれていて、ここで走れるのはありがたいという気持ちでやれた」。集大成を納得の運転で締めくくった。 レースを終えしばらくすると大森はしゃがみ込み、顔を覆った。「自分では気付いていなかったが、終わってみて後輩たちに言われてやっと気づいた」。スタートラインの位置を勘違いし、完全にリアタイヤが出てしまった状態での出走。大幅減点となった。痛恨のペナルティが響きフィギュアは8位。試合後は「最後の大会としては悔いが残った」と淡々と振り返った。 それでも、ダート2位、ジムカーナ5位の合計ポイントで総合杯個人準Vを獲得。4年間を振り返り「本当にずっと楽しかった」。「自分は競技をすることがすごく好きで、誰かと競うのが好き。みんなと競い合って自分を高めていくことが生き方としていいんじゃないかと思えた」と笑顔で話した。最終戦は悔いの残るレースになってしまったが、引退は3月。「僕の3年間の選手として培ってきた経験を後輩たちに教えていければ、気持ちよく卒業できるかな」。経験のすべてを後輩に託していく。 3月からは新体制がスタート。今大会チームトップの成績を残した中山、関東1位の榎並を中心としたチームになる。「来年は全日で優勝もぎとって結果を残したい」と新主将の榎並は力強く話す。「僕は最後に走る時、満足して走れたので2人にもそういう気持ちを味わってほしい」(金子)。残された主将の言葉を胸に、全日本フィギュアの頂点を狙う。[萬屋直]試合後のコメント金子「最後の大会でプレッシャーみたいなのが大きく来るかなと思ったので、普段の練習からそこを鍛えるようにしていた。大会を想定して緊張感を作って朝一本目を練習するとか。走る前は緊張するかなと思っていたが、いざ走る時になってみたら部員とかOBのかた皆さんが応援しに集まってくれていて、満ち足りた気持ちで緊張と言うよりは感謝の気持ちっていうかここで走れるのはありがたいという気持ちでやれた。そこは最後の大会として悔いはなかったし、走っている間は楽しかった。全日本のコースは事前に発表されているので、コースは練習通り。いかに練習通り走れるかが大事。ただ、練習よりもボックスが例年の6.6メートルより小さい5.5メートルで小さくてそこが難しかった。全関東の時には 接輪であったり缶を触ったりペナルティのないフィギュアをやって優勝したが、今回4人ともペナルティがあったというのは良くなかった。関東の時は、絶対優勝だとは全員は考えてなかった。今回は絶対優勝しかないと思っていたので、そういう部分が緊張につながったと思う。3位でも悔しい。1位を取るつもりでいた。悔しいという一言に尽きる。総合杯も悔しい。せめて2位という気持ちでいた。2年前も3位だったが、その時より内容はすごくよくなった。その中でも結果だけ見れば同じ3位ということで、もっといい成績を出したかった。本当に2年間主将をやってきて、特にこれが大変だとうこともなくみんなが付いてきてくれて、だから最後も緊張せずみんなに走らせてもらってありがとうと言う気 持ち。自動車部生活、最後の2年間と大学生活は充実して過ごせた。本当に感謝の気持ちしかない。中山と榎並はこれで経験もかなり積んできて、その中で良い結果も悪い結果も両方出しているので、来年以降、間違いなく優勝を狙える。その下の後輩もすごく育ってきていて、チーム全体の力の底上げができていると思うので、しっかり勝ってほしい。僕は最後に走る時、満足して走れたので2人にもそういう気持ちを味わってほしい」大森「本番を想定した練習をたくさんした。フィギュアというのは1人1本しか走れない競技なので、1本の中で自分のベストを出さないといけない。1本の走行でベストを尽くせるようにやっていて、朝イチタイムが自分のベストだと思ってミスしないように集中してやった。僕は金子とは反対にすごく緊張してしまって、自分の総合杯も狙える位置にいてミスしないで無難に走れば取れるという感触はあった。練習よりタイムが 1 分遅くなってしまった。最後の大会としては悔いが残った。でも実際に部活を引退するのは3月なので、3月になるまでに僕の3年間の選手として培ってきた経験を後輩たちに教えていければ気持ちよく卒業できるかなと思う。ずっと個人の総合杯を取りたいなと思っていた。今年やっといい感じで来て、それに手が届きそうなところまできたがまだまだ努力が足りなかったという感じ。他の大学を見ても、違う走りとかをやっていてまだまだ研究が足りなかったかなと思う。ボックスの中でコースを使い切るというのが乗用の中ではポイント。後は缶がボックスに被る形で置いてあって、ボックスを走る時にそれをみて走らなくちゃいけなかったのでそこも大変だった。ドアノブに手を置いてから 90 秒が計られるが、その間に自由に車を動かしていいがスタート&ゴールのボックスが別にあって、その中に1輪でもタイヤを残しておかないとペナルティになってしまうが、僕はそのボックスの線を見間違えてしまった。完全にリアタイヤが出てしまった状態で自分では気付いていなかったが、終わってみて後輩たちに言われてやっと気づいた。後はコースの中でも接が1回あった。それは、アクセルからブレーキを踏むときにペダルに足が引っかかってしまって、それでブレーキを踏むタイミングが一瞬だけ遅れてしまって出ちゃった。完全に自分のミスでペナルティを取られてしまった。それがなければ4位くらいにはなれたので悔しい。4年間本当にずっと楽しかった。選手として大学を背負って走ると言うのはあったが、選手をやっていて結果が出ればもちろんうれしいし、出なくてもどうやったら結果を出せるようになるかっていうのをみんなで考えるのは楽しかった。自分は競技をすることがすごく好きで、誰かと競うのが好き。自分として新しく気付けたこと。みんなと競い合って自分を高めていくことを今後の自分を高める方法とというか生き方としていいんじゃないかと思っている」榎並「絶対に1位を取るつもりで、それに向けた練習をしてきた。雰囲気にのまれてしまったというのが正直なところ。去年の全日で2位になった時は節っていうペナルティをしてしまったので、それに気を付けるのと、タイムを伸ばす練習をしてきたのですが、それがうまくはまらなかった。今まで全関東や全日本は、試合の前に完ぺきだって思えていたんですが、それは今回なかった。まずいかなと思いつつそのまま来てしまったというのはある。今日は節や缶という普段ではないようなペナルティをしてしまった。元々緊張しないとある程度タイムが出ないタイプで、ずっとそれを心掛けてやっていたのですが、自分にプレッシャーをかけ過ぎてしまった。3年生の内に全日本を取っておきたかったというのはあるので、残り来年1回になってしまったという後悔というか追い込まれてしまったかなというのはある。もしもはないですけど、100%を出せていたら優勝できるだけの意気込みはあった。スラロームっていう区間のところで缶を踏んでしまったときに僕が予想していたよりもギャラリーがかなり来ていて、焦ってしまった。自分に自信を持って練習をしないとだめ。自分に疑問を持ちながらも試合に来てしまったのでその部分を次につなげたいと思います。(チームで3位という結果は)悔しい結果です。フィギュアは圧倒的な差をつけて優勝したいのがあったので臨んだ結果ではなかった。今年のメンバーにとっては1年間、フィギュアは全関東で優勝できたので全日でも優勝するという意気込みでやってきた。(4年生が引退)僕が入部したきっかけが金子先輩だったので、金子先輩と最後に優勝できなかったのは悔いが残る。来年は全日で優勝もぎとって結果を残したい。(来年は主将だが)今年度に比べれば少し厳しい戦いになるとは思うが、負けるようなチームではないと思う。努力で伸びていくと思うので後輩の育成に力を入れていきたい」中山「全関東戦は僅差で2位になってしまったので、まず優勝取りに行きたいなという意気込みできた。全関東戦で負けた相手には勝てたが、意識していなかった相手に負けてしまった。練習の時に出せていたタイムが出なくて遅いタイムで帰ってきてしまった。朝一の試合というのが自分には影響していたかなと思う。今回はいつもよりもコースが狭かったのでそれに順応するのに時間をかけてしまった。(長所は)思い切りよく走れるところだと思うんですけど、今回コースが狭かったのでそれが生かせなかった。なるべく緊張しないように意識していたので他のことはあまり考えないように走った。せっかくの最後の試合で結果を残せなかったのは心残りなので、これを来年に生かせれば。(チームとしても)完全に1位を取る気でいた。来年はまだ下級生が全然レベルが追い付いてきていないのでその育成をしっかりして、自分のレベルと同じように戦ってくれればいいなと思う。センスがある下級生がたくさんいるので、そこで切磋琢磨していってほしい」READ MORE -
団体4位と表彰台には届かず 大森が5位で個人入賞/全日本ジムカーナ選手権
自動車 2015.08.24またも全日本のスピード競技で表彰台を逃した。舗装されたコースを走る全日本ジムカーナ選手権が鈴鹿サーキットで開催。1日目の予選を2位と高順位で通過し決勝での優勝へ期待を高めたが、大事な決勝戦では第一走者の渡邊晴也(政経4=成城)が力を出し切ることができずリズムが崩れ明大はダートトライアル選手権に続き団体で4位となった。それでも、第三走者の大森和也(理工4=明大中野)は1分17秒の好タイムでコースを走り切り5位と入賞を果たした。遠かった表彰台 表彰台に明大の姿はなかった。「最低でも表彰台」金子良太主将(法4=明大中野)。チームでそう目標を設定し、予選では2位通過していただけに試合後の部員たちの表情は悔しさに滲んでいた。春シーズンの全関東の大会では次々に成績を残し総合杯でも団体で優勝。ここまでのチームづくりにおける「過程は本当に悪くなかった」(金子主将)とやれることはやった。ジムカーナは個人競技ではあるが、試合車は部員全員でこの日のために何度も入念に整備した車。黄色い車体に紫のラインと明大ならではの車だ。当日も整備に関して「みんな意欲的に動いてくれて僕たちは朝から自分たちがどう走るかを集中して考える環境をつくってくれた」(小平勝也・商3=巻高)とチームワークは上々。しかし4位という結果を受けた後には「頑張ってきて段階的に上がって来た結果がここ」(金子主将)と厳しい言葉も放った。 その中で収穫もあった。スピード競技のメンバーは1年前から渡邊、小平、大森の3選手に固定されており、安定感のあった4年生の2人が抜けることはチームにとって厳しい。それでも先輩の有志を目の当たりにし、また個人順位11位と団体5位の結果にも貢献した小平は「次は自分が中心になって上の方までいく」と試合後に頼もしい表情で語った。小平に対しては「来年以降光るものがある」と金子主将も太鼓判を押す。大森が5位入賞 「自分が一番速いぞ」。4年目、今回が最後のスピード競技となったチーム最速の男・大森が個人で5位に入賞した。スピード競技に挑む際、走行中はそう考えるようにしているそうだ。 圧巻の走りを見せた。1走目のスタートから飛ばし細かいターンも確実に決め、1分17秒94の好タイムで帰還。「(1走目は)行きすぎちゃった」と語ったものの、エースや主将が集まるという第三走者の役割をしっかり果たした。2走目では「抑えるところは抑える」と言うように車を滑らせないように注意し慎重さを見せる。それでもわずかではあるが1分17秒18とタイムを上げ、見事入賞した。強みは「タイムのばらつきがなくていつ走っても同じタイムが出せる」こと。コースが変わり全国大会特有の緊張感がある中でこれは最大の強みだ。どんな時も同じタイムを出す。それでいてチーム内では「他の追随を許さない速さ」(金子主将)だと言う。さらに4年目になって「大会を楽しめる余裕ができた」と言うのも大きなポイントだ。そんな大森はスピード競技だけでなくフィギュアも得意分野。現在2位に付けているという個人での年間王者を眈々(たんたん)と狙う。 ライバルの青学大、東海大に団体順位で負けてしまったことで年間王者の全日総合杯で優勝することは厳しくなった。それでも「3位以内に入賞する可能性は全然ある」(金子主将)とまだ諦めてはいない。11月末に行われる全日本フィギュア選手権へ。総合杯で上位に食い込む部員皆の夢は金子主将や大森を始めとしたフィギュアメンバーに託された。[三浦亜優美]試合後のコメント金子主将「悔しい。最低でも表彰台と思っていたので素直に悔しいという一言に尽きる。渡邊は1走目で自分の力を出せなくて、その結果2本目でミスした時にカバーできなくて惜しかったなと思う。小平と大森に関しては本人たちが満足しているかというとそうでもないと思うが私から見ていると自分の力を出し切った結果かなと思う。すごくいい走りをしていたのでそれは良かったかなと思う。朝すごく時間がない状態で慌ただしかったがみんな自主的に動いてくれてトラブルもなく終われたので、正確にはちょっとしたトラブルがあったが大事には至らなかった。アクセルペダルが踏みやすいように後付けのペダルがあったがそこのボルトが取れてしまって、ねじが小さくて特殊なサイズだったのでそれが代わりになるものがなかった。みんな近くで選手一人一人の走りを見ていて、それに対して応援する雰囲気ができていて帰ってきたら拍手で迎えていた。今まで予選は十何位で、よっしゃA決勝に入れたみたいな感じだったがやっぱり予選で本気を出していない大学もあったのでそこは難しいかなと思った。予選はすごくコースが簡単だったのでなかなか違いが出ずらかったということはある。(総合杯は)3位以内に入賞する可能性は全然ある。現状は3位。もし我々がフィギュアで優勝しても総合杯の優勝は難しい。優勝はできないにしても総合杯でいかに順位を上げるかが大事。(フィギュアは)今練習場がなくてどうにか探して毎日ひたすら練習するだけ。基本技能ではなくて本番で同じ力を出せる練習をする。フィギュアの選手になるであろう4人はそういう段階に来ている。煮詰めることが必要。結果としては本当に悔しいが自分や大森や渡邊がこの4年間で部員全員と頑張ってきて段階的に上がって来た結果がここ。過程は本当に悪くなかったと思うので後輩たち、とくに小平は来年以降光るものがあると思うので今後も後輩たちにはジムカーナで優勝っていうのを目標にしてやってもらいたい」大森「1本目はちょっと行き過ぎちゃったかなというのがあって車を滑らせちゃって途中細かく回るところはうまくいったがコース部分で行きすぎちゃった部分があった。そこを抑えていけば2本目はもうちょっといいタイムが出たかなっていう感じ。個人も優勝はいけるという気持ちだった。2本目は抑えるとこは抑えてたが逆に抑えすぎたかなっていう感じ。1本目いけたところが抑えすぎちゃってゆっくりになっちゃってタイムがちょろっとしか上がんなかった。普段よりかは力を出し切れなかった。昨日とかおとといのほうが良かった。ちょっと気負いすぎた。でもこれが自分の実力という感じ。走っている時は自分が一番速いぞっていう気持ちでいるが上には上がいる。(青学がいいタイムだったが)プレッシャーはなかった。むしろ面白いなという感じ。そういう緊張感のある状況を楽しめるっていう大会を楽しめる余裕ができた。出走前にあがるというのはない。普通に走ってても楽しいなっていう感じ。(4位は)やっぱ悔しい。優勝目指していたのでそれから考えると4位という順位は低いし喜ばしい順位ではない。自分のその最後のスピード競技で最高の結果を出したいなという思いはある。そういう中で4位というのは悔しい。なかなか表彰台に立てなくて、ここで勝つのは難しいという感じ。今年は行けるかなと思ったが甘くなかった。2人に関しては小平は自分の実力を出し切れたと思うが渡邊に関してはちょっともったいなかったっていう感じ。1本目が安全策で行きすぎちゃって1本目で思い通りの走りができなくてそれが2本目につながったのかなと。1本目から限界を確かめるような走りをしていかないとタイムは残せないのかなと思う。1本目にどれだけ100パーセントに近付ける走りができるかっていうのが個人で入賞とかするためには必要だと思う。外からや他の大学などうまい人のカメラで撮った映像とかを見ている。自分とどこが差があるのか、そういう分析をかなりやった。うまくなったなと思うのがパイロンの細かいターン。サイドブレーキを入れてパイロンを細かく回る技術は自分が走る上での強み。後は1本目と2本目でほぼ同じタイムが出せるようになった。これも自分の強み。あんまりタイムのばらつきがなくていつ走っても同じタイムが出せる。やっぱり経験。後は自分はラインどりっていうコースのどこを走るかっていうのを重要視している。毎週同じところを走れば同じタイムが出る。そういうのを意識してちゃんといつ走っても同じタイムを走れるように意識はしている。コースはアウトから入って内側入ってまた外側にでるっていうのがセオリー。カーブによってまた変わる。そういうのをゲームとかで意識したりとかして。そういうのの積み重ね。フィギュアは1つの大会として優勝を目指すのが目標。個人の総合杯もあるが、今たぶん2位。それも狙いたい。フィギュアも優勝を狙っていく。」渡邊「今回は1本目で車のサイドブレーキがうまく効かなくて思うような走りができなかったということで2本目に詰めていくっていうことが難しかったのが結果があまり良くなかった原因かなという風に個人的には反省している。3年生の時からそういった順番でやってきているのでそういう緊張はない。でもやはり今回4年生で最後ということでいつもと違う緊張はあった。前半と最後のパイロンところが勝敗の分かれ目。昨日2位ということもあって結果は納得はいかない。今日も同じくらいか1位を狙えるポジションにいた。(他の)2人とも見てて細かい点はあったが良かった。小平は2年生の頃から僕らと出ていて1つ下なんだけど同じくらいのタイムで戻ってきて来年期待したいなと思う。ちょっと昨日整備ミスがあったのでそういったところもあるが大会に来るといつもより時間の制約もあるし普段やらないようなミスもでてくる。1、2年生は場の雰囲気に慣れて来年以降こういうことのないように完璧に車を作り上げてほしいなと思う。自分はフィギュアに関しては全くできないのでメンバーがしっかりできるように主務というポジションからやって応援していきたいと思う。最後の大会でふがいない結果だったが、どういっても最後の大会なのでこれが自分の全てかな、しょうがないかなと思う」小平「2回目は途中までうまく来たが最後の最後でちっちゃいミスをして0.5秒から1秒くらいロスをしたのが心残り。それがなかったら入賞圏内に届いてたかなと思う。そこは悔しい。去年も同じような結果で去年だと嬉しいという感覚だったが今年は良い調子で来てただけに喜びっていう面では少なくてもっと練習しなきゃなという思いの方が強い。(整備は)全く問題なくみんな意欲的に動いてくれて僕たちは朝から自分たちがどう走るかを集中して考える環境をつくってくれた。最初渡邊先輩がサイドが効かないよということがあってそれは僕参考に走らさせてもらって、1本目そこそこで帰ってこれて、それを生かしてまた大森先輩が走るっていう。3人協力して走れたというのもあるし、先輩の走りがなかったら僕の走りもない。サーキットを回ってるだけなら嫌いではないがパイロンが置いてあってちっちゃいターンが続くと苦手だなと思う。今日の最後の8の字のターンとかもコースがとっても狭いところだったので難しかった。1本目のほうがそこはうまくいった。来年以降は、今年4年生の2人がそうだったように自分が練習の時も先頭に立ってメニューとかも率先して考えて僕自身もそうだし、下の学年も合わせて成長していけたらなと思う。正直総合杯を取るのは厳しい。できる限りの努力はしたい。今日は先輩の足を引っ張らないというのを目標にしていたがそこは達成できた。次は自分が中心になって上の方までいく目標に切り替えていきたい」READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
昭和5年創部と長い歴史を誇る自動車部。非舗装のコースを走るダートトライアル、舗装されたコースを走るジムカーナ、車をコントロールする技術で競うフィギュアの3競技を中心に活動している。その他にも硬式野球部の東京六大学リーグ戦にトラックを出し、優勝パレードでは運転を任されるなど明大には欠かせない存在である。和泉キャンパスには和泉ガレージを構え、普段から自動車の整備を行い大会へと備えている。部員は全員一般入部生から構成されており、根からの自動車好きが集まっている。日々自動車と向き合い全日本総合杯での優勝を目指している。