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法大に敗れ4位/春季関東学生1部リーグ戦
ホッケー法大との3位決定戦に臨んだ本学。試合開始直後に法大に先制点を許す。その後は流れを掴んだかに見えたが、延長戦の末、惜しくも敗れた。READ MORE -
(4)流れを変える男たち 沼田・徳島
ホッケー第4回は圧倒的なスピードを武器に攻撃の要として活躍するFWの沼田栄信(法4)とDFながら抜群の突破力を誇る徳島龍太(理工3)。互いに寮では「あまり会わない」と口をそろえる。取材中も軽いノリで即答する沼田に対し、1つ1つの質問に頭を振りしぼって答える徳島。相反するともいえる2人に共通点はあるのだろうか。◆沼田栄信 ぬまたよしのぶ 法4石動高出 170㎝・60㎏スピード ★★★勝負強さ ★★☆子どもっぽさ ★★★ 試合では常に攻めのプレースタイルを崩さない沼田。大学ホッケー界でもトップレベルの俊足で、そのスピードは相手のディフェンス陣を置き去りにするほどだ。秋季リーグ・学習院大戦、前半は決定力を欠き流れの悪かった明治。しかし後半から沼田が投入されるとそのスピードでチームの雰囲気を一掃し、チームの勝利に大きく貢献した。ホッケーから離れても「1つのことに入れ込むと止まらなくなるタイプ」(徳島)とプレーと重なる私生活だ。 ◆徳島龍太 とくしまりゅうた理工3 天理高出 169㎝・60㎏ゲームメーク ★★★真面目さ ★★☆ アルバイト ★★★ 一方の徳島は3年生ながら、チームの中心となってプレーしている。普段は「怠け者」(沼田)というが、試合が始まると表情が引き締まり、プレーに夢中になると先輩さえも呼び捨てにすることもある。しかし、「上級生になって下級生を引っ張っていくことの難しさを感じている」(徳島)というように部のことを考えている徳島だからこそ許される行為なのだろう。また、「徳島は回りがよく見えてる。徳島がいればチームが盛り上がるし、流れが変わる」(沼田)。 性格、ポジション、プレースタイルとどれをとっても共通点がなかった2人だが、ここでようやく共通点が見られた。それは「チームの流れを変えられる」ということ。はたしてインカレではどんな衝撃を起こしてくれるのか。この2人がピッチにいる限り、一瞬たりとも試合から目を離すことはできないだろう。READ MORE -
次戦に弾みをつける/全日本学生選手権
ホッケー松山大を初戦で撃破し臨んだ2回戦。前半に先制点を許し追い詰められるも、後半開始5分に2得点を挙げ快勝した。3回戦は強豪・立命大と対戦。「失うものはない。当たって砕けたい」(遠藤主将・政経4)。READ MORE -
完敗、決勝の舞台に届かず/全日本大学王座決定戦
ホッケー先日の春季リーグ戦、準優勝という快挙を成し遂げた本学。その勢いのまま、王座決定戦での躍進が期待された。本学は初戦を何とか勝ち抜き次に駒を進める。しかし、準決勝の相手、昨年の王者・天理大の壁ははるかに高かった。 初戦の相手は朝日大。対戦経験がなく、相手の戦力は未知数だった。試合開始5分、先制したのは本学。順調な滑り出しを見せた。しかし、その5分後、朝日大の得点で試合は相手ペースに。朝日大の連続得点によって本学は大きく突き放されてしまう。しかし、ここから本学の怒とうの追い上げが始まった。橋谷(営4)がPC(ペナルティーコーナー)から得点を決めると、次は臼井(商4)が鮮やかなロングシュートを決め、あっという間に同点に追い付いた。そのまま勝敗はPS戦に持ち越され、長岡(営2)の好セーブで見事本学が勝利した。 準決勝の相手は、不動の王者・天理大。本学はこれまでにない苦戦を強いられた。前半、本学は2失点ながらも期待以上の互角な戦いを見せる。「入り方はそんなに悪くなかった」(野原主将・法4)。ボールを奪われても奪い返し、格上の相手にも負けじと食らい付いていった。しかし後半、序盤に失点すると一気に相手ペースに持ち込まれ、そのまま相手の勢いを止めることができず9-0と大敗。「走り負けてた」(伊藤・理工4)と技術面だけでなく、体力面でも力の差を痛感する結果となった。 結果としては3位という成績を収めた本学。しかし、「体力も技術もまだまだ」(野原主将)と多くの課題が残った。次の大会は東日本インカレとなるが、それに向け夏の合宿では「まずは体力を付け、細かいパス回しに力を入れる」(野原主将)。今大会で味わった悔しさをばねに本学のさらなる飛躍に期待したい。READ MORE -
惜しくも2回戦で沈む/全日本学生選手権
ホッケー2回戦にコマを進めた本学は、6月の王座決定戦で優勝した立命大と対戦。前半は互角の勝負を繰り広げるも、後半は力の差を見せつけられ大敗。「どの面を見えもあちらが上だった。練習から変えないとベスト4にはなれないと痛感した」(小池コーチ)。READ MORE -
法大に敗れ悔しい4位/春季関東学生1部リーグ戦
ホッケー法大との3位決定戦は1点を争う展開となった。最後はゴールデンゴール方式の延長戦で、カウンターから決勝点を許し敗戦。明大は4位で春季リーグ戦(本年度に限りトーナメント方式)を終えた。 試合は開始直後に先制を許し、今季初めて前半から追いかける展開に。それでも焦る様子はなく、徐々にチャンスをつくり始めると、前半18分にPC(ペナルティコーナー)から相手に一度もボールを触らせずに、濱中(法4)が同点ゴールを決めた。前半は1-1で折り返した。 後半は明治のペース。守備陣はこの試合もGK荒川(政経4)を中心に安定した守りを見せた。しかし攻撃面では「裏を狙うプレーだけじゃなくて前を切れるFWがいなきゃいけない。ボールに触ってというプレーも必要」と小池コーチが言うように、攻め手を欠いた。スコアは変わらず1-1のまま70分を終え、延長戦に突入した。 延長戦は前後半7分半ずつのゴールデンゴール方式。ここでも明治のペースで試合は進み、チャンスらしいチャンスはつくらせなかったが、最後は延長後半4分にカウンターから失点した。「後半も延長もずっとうちのペースで、最後の1発だけで決められてしまい悔しい」(宮田監督)。 今大会では慶大、法大と実力が拮抗(きっこう)する相手に、接戦にはなるが決め切れないという展開が続いた。やはり課題はあと1本を決められるかどうか、そしてFWの強化だろう。6月30日からは全日本大学王座決定戦が行われる。春季リーグ戦は4位に終わったが、試合内容を見れば上位との差は紙一重。戦力は近年で最も充実しており、「今年は山梨学大とも互角に戦えるチーム」(小池コーチ)と言うだけに、懸かる期待は大きい。[松隈遼平]READ MORE -
東農大に勝利し決勝進出/春季関東学生1部リーグ戦
ホッケー2-2で迎えた延長戦の末に東農大を下し、決勝進出を決めた。READ MORE -
白星スタート/春季関東学生1部リーグ戦
ホッケー春季リーグ戦が開幕した。本学は宮田新監督の下、初陣を白星で飾った。READ MORE -
春季リーグに向け好発進/関東8大学リーグ
ホッケー関東の強豪校が集まり、春季リーグの前哨戦とも言える今大会。今年度も優勝候補に挙げられる東農大や山梨学大などに注目が集まる中、新制明治が好スタートを切った。1勝2分1敗と結果こそ奮わなかったが、新1年生が予想以上の活躍を見せるなど収穫は多い。リーグを数週間後にひかえ、良い形の仕上がりを見せている。 20日の初戦では、昨年度秋季リーグの覇者・山梨学大と対戦。悪天候の中で相手が重ねるミスを逃さず、試合の主導権をにぎった。伊藤(理工4)がディフェンスを振り切り豪快なゴールを決めるなどで2得点。終盤では気持ちが切れ相手に得点を許してしまったが、強豪相手に善戦した試合だったと言える。 21日の試合では期待のルーキー・荒川(営1)が先発GKとして出場。最後までゴールを守り切り、U‐18日本代表の実力を見せ付けた。熾烈なGKレギュラー争いのため、良いアピールになっただろう。 最終日の早大戦では1・2年生の活躍が光った。ルーキーの若槻(商1)、リーグ通して大活躍の徳島(理工2)が2度ゴールを決め、チームを盛り上げた。「試合前に、最後だから絶対に勝とうと話した。みんなで気持ちを一つにできたのが良かった」(野原主将・法4)と語った通り、最後まで勝利への執念を見せた試合だった。 今大会での収穫は、まず新1年生の活躍。粘り強く果敢にボールを奪いにいく姿勢は、勝利への流れを呼び込む。「思ったよりも早くチームに馴染んでくれた。おかげで戦略のバリエーションも増えた」(野原主将)。 そして2年生の成長も目立った。U‐21日本代表の長岡(営2)は危ない場面で何度も好セーブを決め、チームを救った。また徳島はグラウンドを縦横無尽に駆け回り得点を重ね、チームに無くてはならない選手になったと言える。また中尾(法2)は山梨学大戦と早大戦のペナルティーコーナーでゴール決めるなど、上手さを見せている。「そろそろ自分の役割が分かってきたんだと思う。これから春に向けチームつくりに参加して欲しい」(野原主将)と、期待が懸かる。 昨年は4位に終わった春季リーグ。だが下級生の活躍によりチーム層が厚くなった今季は躍進が期待できる。野原主将新体制で、頂点を目指す。READ MORE -
ライバル下し貴重な白星/関東学生春季リーグ戦
ホッケー初戦で法大に敗れ、優勝に向け後がなくなった本学。しかし圧倒的な強さでライバル・東農大を下し、貴重な白星を上げた。 序盤から相手の猛攻撃に苦しみ、ボールを奪うことすらできない。守備もバラつき、前半20分には先制点を許してしまう。しかし劣勢になると集中力を欠いていた昨年までのチームではなかった。得点後気を緩めた相手のスキを突き前半25分に同点打、試合を振り出しに戻した。 後半になるとその勢いはさらに増した。PS(ペナルティーストローク)で追加点を上げると、今度はPC(ペナルティーコーナー)を確実に決める。試合終了間際にはエース・沼田(法4)が駄目押しのゴール。見事な逆転劇で勝利を収めた。 点数以上に力の差があらわになった試合だった。失点後立て直しができずバタバタしてしまった相手チームとは対照的に、冷静に自分の役割に徹していた本学の選手たち。「個人技の明治」と呼ばれていた以前の面影はなく、連携プレーを中心にチームを組み立てた。課題となっていたPCやPSなどのセットプレーの質も上がり、良い仕上がりを見せている。「やっと形ができてきたかなという感じ。先週の良くなかったところをも修正できていた。意図のある組織プレーができているから、昨年よりも数段強い」(小池コーチ)。 東農大を下したことで、グループ1位通過の可能性も出てきた。優勝へ向け一歩前進といったところだろうか。「(昨年決勝で敗れた)山梨学大にも今年は互角に戦える自信がある。まずは再来週の駿河大戦で確実に勝ちたい」(遠藤主将・政経4)。上り調子のチームが、頂点を目指す。READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
1923年創部の古豪だ。八幡山グラウンドで練習に励み、休日には公式戦や社会人チームとの練習試合を行っている。関東学生リーグ戦、全日本学生選手権だけでなく、社会人チームも多く参加する全日本選手権での優勝経験もある。また、個人では日本代表チーム・サムライジャパンやU―21(21歳以下)日本代表に過去多くの選手を輩出。世界での経験を還元することでチームの強化につながっている。楽しみながらも〝個〟の自主性を大切に日々練習に励む。その集合体として強いチームを形成することで、全国制覇を目指している。