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春季リーグ戦、4位確定 /春季関東学生リーグ戦
ホッケー 関東リーグ3位の座を賭けて戦う相手は、昨年全国王座戦で2位という好成績を残した強豪・山梨学大。はしかの影響などもあり、チームの状態は決して万全とは言えない中、格上相手にどのような試合を展開するかに注目が集まった。 試合開始直後から本学は攻めの姿勢をみせ、1年の徳島(理工1)がオーバーラップで個人技から見事得点するなど好スタートを切る。しかしゴール際での集中力を欠き、その後チャンスを作るもパスミスなどから得点に結びつかず、なかなか試合をリードすることが出来なかった。対する山梨学大は連携プレーで得点機会を物にし、前半だけで4得点と組織力の差を見せ付ける。 後半戦になると、相手キーパーを一人でかわし得点を演出した坂田(政経3)やキープ力のある沼田(法2)を筆頭に、選手個々の技が光り、チーム全体の士気が上がった。勢いで相手を上回る本学は決定的な場面を何度も作るも、あと一歩が決めきれず、なかなか得点に結びつかない。結局前半の得点差を覆すことはできず、試合終了の合図が鳴り響いた。しかし後半だけでみると、得点は互いに2-2と接戦を展開し、チームのまとまりを示した。 「後半になりやっと試合の勘が戻った。気持ちを切らさずに全力で臨みたい」と武藤主将(営4)。リーグ4位に終わった今季、走りこみやセットプレーの練習強化など課題は多い。だが下級生が力をつけまとまり始めた今、近く迫る王座戦にチームは前向きの姿勢を見せている。READ MORE -
実力差見せつけられ敗戦/関東学生ホッケー春季リーグ戦
ホッケー 本学は格上の山梨学大相手に序盤から攻め立てられる苦しい展開。少ないチャンスを生かし、ドローで前半を折り返すが技術で勝る山梨学大から白星を勝ち取ることはできなかった。READ MORE -
PS戦を制し7年ぶり3位/秋季関東学生1部リーグ戦
ホッケー秋季リーグ戦最終戦を迎え、本学は予選リーグでも1度対戦した法大にPS(ペナルティー・ストローク)戦の末勝利した。全日本インカレから中4日と厳しいスケジュールの試合となったが、「逆に割り切れた」(松山・理工3)と最後まで粘り強い戦いを見せ、秋季リーグ戦では2003年以来となる3位でリーグ戦を終えた。 試合は開始直後から互角の展開が続いていたが、前半10分法大に押し込まれて先制点を奪われる。「先制されて雰囲気が良くなかった」(荒川・政経3)と法大ペースで試合は進み、明治はゴール前まで攻めこんでもシュートを放つことができない。しかし前半20分、相手GKのクリアミスに松尾(政経1)が素早く反応し同点に追い付く。その後は「みんなが必死に粘ってくれた」(荒川)とDF陣が固い守りを見せ、同点のまま前半を終えた。 後半は序盤から法大ゴールへと攻め込むが、「落ち着いてプレーできていない」(宮田監督)、「FWが決めきれない」(小池コーチ)となかなか得点に結びつかない。両校決め手を欠いたまま試合は延長戦へ。延長戦でもPC(ペナルティー・コーナー)を獲得しながらも得点することができず、勝負はPS戦へともつれた。 先日の全日本インカレで2度のPS戦を制した本学。今回は「インカレに比べてリラックスして打てた」(中尾・法4)と一人も失敗することなく勝利を決めた。「インカレでPS戦を経験して精神力が強くなった」(小池コーチ)とその経験が形となって表れた。次なる舞台は全日本選手権。「どこもうちより格上」(松山)と決して楽な戦いではないが、「決勝戦までいきたい」(宮田監督)。1年間見せてきた粘り強く、伝統のパスホッケーを武器に戦う選手たちの活躍に期待だ。[浅田裕基]PS戦結果明大法大藤田(営3) ○○若槻(商3) ○○中尾 ○×毛利(法1) ○○市橋(営1) ○○最終順位1位山梨学大2位東農大3位明大4位法大5位早大6位駿河台大7位慶大8位一橋大日程場所対戦相手スコア最終成績予選リーグ9月12日明大八幡山グラウンド駿河台大△1-19月19日明大八幡山グラウンド法大○4-310月10日慶大日吉グラウンド慶大○2-0順位決定戦10月24日早大東伏見グラウンド東農大●1-411月7日慶大日吉グラウンド法大○1-1READ MORE -
1点も取れず惨敗/学生王座決定戦
ホッケー 学生日本一を決めるこの戦い。相手は昨年もこの王座戦で対決し、接戦の末に本学が辛くも勝利した因縁の相手・立命大。昨年倒したとはいえ今年優勝候補と言われる相手に、どれだけチーム一丸となって戦えるかが勝利への鍵となった。 試合開始後から武藤主将(営4)を中心に、以前から目指していたパス中心の連携プレーで着実にゴールを狙う本学。しかし、あいにくの大雨でいつものように縦への長いパスが届かず、得意の攻撃パターンに持ち込むことが難しかった。野原(法3)や伊藤(理工3)が懸命に走りボールを奪うなど、相手を追い込むシーンも多く見られたが、なかなか得点に結びつかない。対照的に立命大は、確実にチャンスを物にし前半だけで2得点と、差をつけられてしまう結果となった。 後半になると点差への焦りか、連携をおろそかに個人プレーに走り、チャンスを作ってもパスする相手がいないなどのミスも見られた。上級生が、積極的に声を出す姿も見られたが最後までチームを立て直すことが出来ず完敗。無得点に終わる、悔いの残る試合となった。 「雨の影響があると分かっていても、大丈夫だろうといつもの調子でプレーしたのが悪かった」と武藤主将。対戦相手の広く両サイドを積極的に使う攻撃スタイルを目標だと語り、秋のインカレに向けて新しいスタートを切る。READ MORE -
強豪東農大を倒し、3位入賞/東日本学生選手権
ホッケー夏合宿を終え、大きく変化を遂げた本学。組織プレーを重視した練習でポジションやスタメンを一新。中盤のドリブルを無くし、ダイレクトパスによるつなぐホッケーを目指すことで、速い試合展開から中盤の間延びを無くした。また組織プレーを確立することで全員でやるホッケーを意識し、選手層の厚みに取り組んだ。その成果を試す場となった今回の東日本インカレ、本学は久々の公式戦ながら対木更津工高専門校戦、対慶大戦と順調に勝ち進んでいった。 しかし、続く対山梨学大戦では、武藤主将(営4)の欠場もあり、これまでの勢いを生かすことができない。フィールド内を広く走り回り、積極的にボールを奪いに行くも、パスがつながらず試合の主導権を奪うことができなかった。後半、2得点と巻き返したが、結局点差を縮めることができずに完敗した。 そして迎えた、3位決定戦。相手は去年全国王座戦で準優勝を収めた強豪・東農大。序盤から相手のペースに乗せられ、前半は調子が出ないまま1失点で終わった。そのまま後半、さらに相手に1得点を許してしまう。「明治はアップの仕方が悪いので、前半動けない」(武藤主将)。 しかし、ここから本学は目覚ましい活躍を見せる。橋谷(営3)がPC(ペナルティー・コーナー)から1得点目を決めると、続いて野原(法3)が同点ゴールを決める。この勢いで一気に逆転かと思われたが、そう簡単には勝たせてくれない。本学は、東農大にさらに2得点を奪われてしまう。残り10分、選手たちの間にあきらめムードが漂い始めたところに、伊藤(理工3)が投入された。これを契機に、再び本学の怒とうの追い上げが始まった。 持ち前のスピードを生かし伊藤が3点目を決めると、橋谷がさらに4点目を奪い再び得点が並んだ。そのまま決着付かず延長戦に入るも本学はその勢いを失わず、相手に主導権を渡すことは無かった。だがあと一点を決めきれず、決着はPS(ペナルティー・ストローク)戦に委ねられた。 野原が1点目を決めると、「失点したがFWががんばってくれていたんで、それに応えたかった」とGK長岡(営1)も相手のゴールを見事に阻止。これらのプレーが本学へと流れをつくり、そのままPS戦4-2で本学が大勝利を収めた。 試合の入り方の悪さが本学の弱点と言えるが、この後半からの巻き返しは選手たちの夏合宿を通しての体力的、精神的成長が可能にした。選手たちのモチベーションは高く、粘り強いプレーから課題となっていた勝ちへの意欲も感じられた。「東農大とは次のリーグ戦でもあたるので、この勝利は大きい」(小池コーチ)。つなぐホッケーで急成長を見せる本学。次の秋季リーグ戦でも本学の活躍に目が離せない。READ MORE -
課題残る試合内容/秋季関東学生リーグ戦
ホッケーついに始まった秋季リーグ戦。初戦、相手は8月に行われた東日本インカレでも対戦したばかりの慶大だった。実力の差は歴然としており、本学の圧勝が期待された。ところが得点は伸び悩み、実力が発揮しきれず課題の残る内容となった。 予選リーグ全勝で順位決定戦に駒を進めたい本学。初戦で確実に相手を倒し勢いをつけたいところだったが、課題となっている前半の動きの悪さがこの試合でも出てしまった。「前半は動きが悪く、走れていない」(小池コーチ)。試合は相手ペースで進められ、選手たちのプレーが上手くかみ合わない。そんな苦しい状況の中、前半20分、試合が動いた。臼井(商3)が巧みなボールさばきでパスをつなぎ、伊藤(理工3)が1点目を決める。その後、しばらく均衡状態が続くが、ファウルを受けたことによるP・S(ペナルティー・ストローク)で、武藤主将(営4)が確実に2点目を決めた。少しずつ、しかし確実に、いつものプレーを取り戻していった本学。後半残り10分、サイドをドリブルで駆け上がった伊藤のパスから沼田(法2)が鮮やかなシュートを決め、3-0で相手を下した。 慶大に対し勝利を収めた本学。「初戦、勝てたことはよかった」(武藤主将)。しかし、前半の動きの悪さは、最近のどの試合にも通じることであり、その改善が求められる。また「試合運びが単調になり、パスなどによる緩急がつけられていない」(小池コーチ)。課題の残る試合となったが、次の試合までに調整し、残りの試合、全力を出し切ってほしい。READ MORE -
厳しさに欠けた試合/秋季関東学生リーグ戦
ホッケー秋季リーグ第2戦。前回の試合で見つかった課題を克服し格下相手に実力の差を見せ付けたかった本学だが、武藤主将(営4)・野原(法3)・橋谷(営3)の主力メンバーが抜けた影響からか終始集中力に欠け、ペースをつかめず苦戦を強いられた。 大差をつけての勝利が予想されていた今回の試合。しかし序盤から相手のディフェンスに阻まれ得点チャンスがつかめない。「気持ちが乗り切れていなかった」(小池コーチ)と、東日本選手権で見せた「つなぐホッケー」が機能しなかった。だが相手に先制点を決められ目の色が変わった。前半残り5分から猛反撃。個々のプレーがかみ合いだし、パスがつながり始める。沼田(法2)のアシストを辻本(農3)が確実に決め、一挙2得点。良い雰囲気で前半を終了した。 しかし後半戦になると再び集中力を欠き、前半の勢いを生かせない。「ゲームメイクできる選手がいない。結果バタバタしてしまった」(小池コーチ)と、最後まで攻めきれない中、相手に追加点を許してしまい結果は引き分け。ホームで悔しさを味わった。 「試合に臨む厳しさに欠ける。1対1の競り合いで振り切られてしまっている。日々の練習が足りない」(小池コーチ)と、課題は多い。一つ一つのプレーを見直し修正することがこれからの勝敗を左右するだろう。優勝を目指している本学だけに、これからは負けが許されない戦いとなる。READ MORE -
攻守に駿河台大を圧倒!!初戦を白星でスタート/春季関東学生1部リーグ戦
ホッケー東日本大震災の影響により、1カ月の遅れで開幕を迎えた春季リーグ戦。例年とは異なるトーナメント方式で行われる。本学は初戦を駿河台大と対戦。結果は序盤から攻守に駿河台大を圧倒して4-0と完勝し、危なげなく2回戦へと駒を進めた。 下級生時代からチームを引っ張ってきた4年生がついにラストイヤーを迎え、新入生にも力のある選手がそろい、「今年は勝負できる」(小池コーチ)という近年で最も戦力の充実する今季のチームが最初の公式戦を戦った。試合開始直後、DF陣のパスミスから駿河台大に攻め込まれるが、GKの荒川(政経4)を中心に落ち着いて守りきる。すると前半7分、濱中(法4)のスルーパスに松尾(政経2)が反応し先制ゴール。その後は攻め込みながらも追加点を決められない時間が続くが前半26分、PC(ペナルティコーナー)からまたも松尾が決め2-0で前半を折り返した。 後半は開始直後に若槻(商3)のゴールで駿河台大を引き離す。その後攻め込まれる場面もあったが、宮田監督も「絶対にはずせない」と信頼を寄せる松山(理工4)や濱中の安定感のあるDF陣が守りきる。すると後半13分、若槻からパスを受けたルーキーの山田(一・営1)が難しい角度からのシュートを決めダメ押し点を奪った。「スティックワークがうまくて個人技が得意」(小池コーチ)というルーキーが見事期待に応えた。 この試合ではベンチにいる選手もすべて試合で起用し、常に安定したホッケーを見せた本学。選手層も昨年までとは比にならない厚さだ。試合後、「カウンターで決めた点ばかりだったので、藤田(営4)と小桜(営3)の2列目を軸にしてもっと点を取りたかった」とまだまだ課題を口にした宮田監督。それだけ今季のチームへの自信が伺える。次なる相手は昨年の春季リーグ戦準優勝の慶大。今季のホッケー部なら勝てない相手ではない。悲願の優勝へ向け、次戦も選手たちの熱いホッケーに期待だ。~next game~5月14日の15時から、早大東伏見グラウンドで慶大と対戦します。READ MORE -
気の緩みが許した大量失点/秋季関東学生リーグ戦
ホッケー秋季予選トーナメント最終日、強豪東農大と対戦。先月の東日本選手権で粘り勝ちを収めた相手を再び倒し、決勝トーナメント堂々の1位通過を狙った本学だが、最後まで試合のペースを奪えず惨敗を喫した。 「もう決勝トーナメントに進めると思って気持ちが緩んでいた」(武藤主将・営4)と、緊張感を欠いていた。相手がたくみにボールを操り得点を重ねるのとは対照的に、一つ一つのプレーが雑でパスが繋がらない。焦るほど選手たちのプレーがかみ合わなくなり、点差が離れる。前半だけで4失点と、暗い雰囲気で折り返した。 だが後半になると冷静さを取り戻し、チームプレーが生きてくる。サイドのパスが繋がるなど少しずつではあるが自分たちのプレーを発揮。しかし幾度と得点チャンスを掴むもものに出来ず、無得点で試合終了を迎える。 「今日は自分たちのホッケーが出来ればいいと、モチベーションが低かった。チャンスで決めきれないのも気持ちの問題だと思う」(武藤主将)と、決勝トーナメントを目前に控えたチームの現状に不安を抱く。しかし4年生に残された試合はわずか。悔いの残らないものにするために、再びチームを締めなおし修正を図ってほしい。READ MORE -
勝利への執念もかなわず惜敗/秋季関東学生リーグ戦
ホッケー勝利への執念もかなわず惜敗/秋季関東学生リーグ戦 今季はリーグ戦を通して勝ちへのこだわりが欠け、自分たちのプレーができず苦戦を強いられてきた本学。しかし決勝を目前にチームの立て直しを図り、今季快進撃を続けている早大と熱戦を博した。 立ち上がりが課題とされていた本学だったが、「今日は全員が勝ちにきていた。気持ちが前に向いていた」(武藤主将・営4)と、序盤から積極的に攻撃を仕掛ける。中盤には武藤主将が何人ものディフェンスを振り切り豪快なシュートを決め、先制点を収めた。だが得点後のディフェンスが甘く相手の反撃を止めることができず、連続3失点を許してしまう。 それでもこの日の本学は勝利をあきらめなかった。後半では気持ちを切り替えチームプレーに徹する。ペナルティーコーナーを奪い得点を重ねるなど、監督が理想としていた戦術を展開した。しかし終盤になるにつれ、あと1点という差を埋められない焦りからか無駄なロングパスを続けてしまい相手にボールを奪われ、後半残り3分という場面で駄目押しの追加点を取られてしまう。接戦になるも最後まで逆転できず敗北、決勝進出は果たせなかった。 「負ける気はしなかった。この1年間で一番悔しい試合」(武藤主将)と、自滅を悔やんだ。しかしGKの長岡(営1)が何度も好セーブを決め、途中出場の徳島(理工1)が試合の流れを変えるなど1年生の活躍が光り、収穫の多い試合となった。「負けても気持ちは切れていない。次も全力でぶつかるだけ」(武藤主将)と、次の試合での勝利を誓った。READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
1923年創部の古豪だ。八幡山グラウンドで練習に励み、休日には公式戦や社会人チームとの練習試合を行っている。関東学生リーグ戦、全日本学生選手権だけでなく、社会人チームも多く参加する全日本選手権での優勝経験もある。また、個人では日本代表チーム・サムライジャパンやU―21(21歳以下)日本代表に過去多くの選手を輩出。世界での経験を還元することでチームの強化につながっている。楽しみながらも〝個〟の自主性を大切に日々練習に励む。その集合体として強いチームを形成することで、全国制覇を目指している。