東北学大に100点ゲームで圧勝/全日本大学選手権

 手堅く初戦をモノにした。秋のリーグ戦を通して鍛え上げたディフェンスで、東北地区リーグ2位の東北学大を圧倒。主力を温存しつつ111―50で完勝し、申し分のないスタートを切った。   ▼12・10~16 第70回全日本大学選手権(大田区総合体育館他) ◆12・12 1回戦 対東北学大戦(大田区総合体育館) ○明大111{24-10、25-12、37-9、25-19}50東北学大     スターターは、PG渡辺翔太(政経2=宇都宮工)、SG綱井勇介(文4=大阪学院)、SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、PF森山修斗(政経4=瀬田工)、PF今川友哲(営4=大阪桐蔭)。     「今日の試合のテーマはディフェンス」(PG山口裕朗・営4=足立学園)と、序盤から徹底したマンツーマンディフェンスで主導権を握る。オフェンス面では須藤が内外で得点を重ね、前半だけで27点の大量リードを奪う。後半に入っても攻撃の手を緩めることなく、第3クオーター(Q)では一挙37得点。随所でメンバーチェンジをはさみながら100点ゲームで快勝し2回戦に駒を進めた。    次戦につながる1戦となった。7日間で5戦を戦う中、明大の初戦は3日目。勝ち進むと決勝まで5連戦となる。「タイムシェアが必ず必要」(SG常田耕平・政経1=正智深谷)と、スターターが試合に出場し続ける状況は避けなければならない。その中で山口ら途中出場の選手が奮闘し、エース・今川のプレータイムはわずか16分。主力を温存しつつ、勝利を挙げることができた。「(インカレのスタートとして)悪くない」(山口)。スターター以外の選手の活躍も光り、大きな意味を持つ1勝をつかんだ。   2回戦の相手は1回戦で仙台大に31点差で圧勝した名学大。東海地区リーグで全勝しインカレに進んだ強敵だ。「まずはディフェンスから圧倒」(渡辺)。3年ぶりのベスト8へ、42年ぶりの優勝へ、一戦一戦勝ち進む。   [田北俊介]   試合後のコメント PF永田渉(政経2=盛岡南) ――次戦への意気込みをお願いします。  「大きいインサイドの選手がいるので、自分が出た時にリバウンドを取れるようにしたいです。失点をできるだけしないようにして、チームのために頑張りたいです」   渡辺 ――この初戦においての目標はありましたか。  「東海大戦に向けて、まずはこの1試合が重要でした。とにかく激しくディフェンスする、というのを試合前に今川さんとも話していました」   ――4年生への思いを教えてください。  「練習の時から4年生が引っ張ってきてくれたので、本当に優勝を狙っていきたいと思います」   常田 ――試合を振り返っていかがでしたか。   「次戦以降に向けて、スターターのプレー時間を減らせたと思います。チームで一番やらなければいけないことはディフェンスなので、しっかり意識して臨めたと思います」
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インカレ開幕直前特集 座談会②

1年間の集大成である戦いが幕を開ける。12月14日から3日間にわたり、団体戦である全日本大学対抗選手権(インカレ)が行われる。昨年度は4位に終わった明大。今年度もより上位を目指し戦い抜く。    本特集では出場メンバーから意気込みなどを2回に分けて取り上げます。第2回は佐藤右規主将(政経4=宇佐)、佐藤匠(政経4=宮城農)、錦織亮(政経4=米子工)、古山翔太(政経3=金足農)ら4人の座談会をお届けします。(この取材は11月24日に行われたものです) ――コンディションはいかがですか。 佐藤右 調子いいです。錦 織 ケガとかもあって少し悪いです。佐藤匠 今年は結構ケガが多くて。3週間くらい前にやっとぎっくり腰が治ったんですけど練習を再開してあまり経っていないのでまだ分からないですね。インカレには間に合うと思うので頑張ります。古 山 徐々に良くなってきて、調子がいい時の重量に戻ってきた感じがします。 ――インカレは団体戦ということで独特の緊張などはありますか。 佐藤右 ありますね。佐藤匠 普段は挙げても挙げなくても自分にしか関わってこないですけど、インカレは1本の成功、失敗が全体に響くので、特別な緊張感というかプレッシャーがありますね。 ――錦織選手と古山選手はインカレ初出場ですがいかがでしょうか。 錦 織 この競技自体は個人技で団体として出場するというのは味わったことがないので、どうなるのか分からないです。――初出場の2人にアドバイスはありますか。 佐藤匠 練習の時から、これは絶対取れるという自信が持てるような重量の触り方をしとけば大丈夫だと思うので。そこだけ考えて練習しとけばいいかなと思います。 ――4年生にとっては最後の試合となります。 佐藤右 夏が終わってからはあっという間だったので、残り少ないですけど悔いのないように頑張りたいです。――古山選手は3年生になっていかがですか。 古 山 1、2年生の時は練習面も生活面も大変なことが多くて、4年間は長いなと思っていたんですけど、3年生になってからは時が過ぎるのが早くて。もうすぐ自分たちの代になるのでほんとにあっという間だなと思っています。 ――注目している後輩はどなたでしょうか。錦 織 彼(古山)なんてどうでしょうか。3年で唯一インカレに出ますし、来年頑張ってほしいなと思いますね。 古 山 いやいや(笑)。最近だと、志村(優人・政経1=埼玉栄)とかじゃないですか。佐藤右 同じプラットなんですけど、結構最近調子がいいので。「おお、こいつやってくるな」という感じです。将来的には期待できます。 ――佐藤右選手はどんな主将ですか。 古 山 なにがあっても場の雰囲気を明るくしてくれる人です。錦 織 あんまり信じちゃダメかもしれない。一 同 (笑) ――同期から見ていかがですか。 錦 織 この顔から見ても分かるように馬鹿っぽさがいい感じで、周りを盛り上げてくれるので。 佐藤右 馬鹿にしてんの? 一 同 (笑) 錦 織 過去の主将とは一味違う主将かもしれないですね。 佐藤匠 練習中、ケガが痛くても我慢してやっているので、みんなの見本というか、うまく引っ張っていってくれてると思います。佐藤右 そういうのが欲しかった。 ――主将として、同期と1年間やってきていかがでしたか。 佐藤右 それはもう、たくさん感謝してます。自分一人で辛いこととか、相談に乗ってくれたので。そういう部分では助けられてるなと思いますね。  ――インカレに向けて意気込みをお願いします。 古 山 しっかりと目標順位に入って、明治大学に貢献したいです。あとは、唯一の3年生なので、3年生としての立場で仕事ができたらいいなと思っています。錦 織 自分の階級だとライバルが多くて、競ることがあるので1本1本成功率を高めることが順位にもインカレの点数にもつながると思うので、日々の練習でも成功率を重視しながら練習して、いいものを残せるように、最後の晴れ舞台なので頑張りたいと思います。佐藤匠 去年も出場して、大体気持ちの持っていき方とかは分かっていると思うので、それをうまく生かして、部や大学に貢献できたらなと思います。あとは、出られない人の分まで、最後まで頑張りたいと思いますし、6本成功できればそれが全員分頑張ったことになるかなとは思うので、6本成功をして表彰台に登れるように頑張りたいと思います。 佐藤右 学生最後の大会なので自分自身も悔いがないように表彰台に立てるようにしたいですし、明治大学の代表として出るので、団体という部分にもこだわっていって、去年より点数を上回れるように頑張りたいと思います。  ――ありがとうございました。 [高野夕]   次回はインカレ展望記事をお届けします。アップは明日、12月13日(木)です。お楽しみに! 
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インカレ開幕直前特集 座談会①

1年間の集大成である戦いが幕を開ける。12月14日から3日間にわたり、団体戦である全日本大学対抗選手権(インカレ)が行われる。昨年度は4位に終わった明大。今年度もより上位を目指し戦い抜く。    本特集では出場メンバーから意気込みなどを2回に分けて取り上げます。第1回は扇本崇聖(政経2=名城大付)、寺澤寿喜(営2=滑川)、中村響(政経2=愛工大名電)ら3人の2年生の座談会をお届けします。(この取材は11月24日に行われたものです) ――コンディションはいかがですか。寺澤    けっこういいと思います。調子は上がっているので。中村    ケガしているのであまり良くないです。扇本    絶好調です。 ――2年生は4人がメンバーに選ばれました。扇本    過去にないと思うのでうれしいです。寺澤    選ばれると思っていませんでした。中村    (寺澤は)ダークホース的な(笑)。――そもそも普段の練習とはどのようなものなのですか。中村    プラットによるよな。扇本    全体的にはいつもは補強中心で。スクワットとか、今後に向けてという感じなんですけど、今は試合に備えた練習をしています。 ――扇本選手と中村選手は同じ愛知県出身ですが、いつ知り合われたのですか。扇本    高校1年の時は知らなかったです。中村    嘘つけ!いや高校1年で知ってました。扇本    高校1年の5月くらいです。俺1カ月くらい入るの遅くて、色んな部活に体験入部したから。中村    ミーハーや。扇本    実は寺澤とも出会ってるんですよ。 寺澤    うそ。扇本    高校1年生の時に合宿で滑川行ってるんですよ。寺澤    全く知らないです(笑)。中村    (扇本選手は)なんか優待選手やったよね。扇本    ユースみたいな優良の選手が集まる合宿に行ってたんですよ。寺澤    いや知らなかったです。中村    何でユースで知らないの(笑)。――みなさんそれぞれの今年度の目標はありましたか。寺澤    とりあえずインカレに出ることだけです。中村    インカレ出ることですね。扇本    インカレ優勝と、全日本ジュニアで世界大会の規定取る。寺澤    俺らはインカレが最後やね。6点くらいは取りたい。7位くらいは取りたいです。  ――休日はどう過ごされていますか。寺澤    俺は出ない。扇本    最近はそんなだよね。インカレ前だし。接骨院行ったり、温泉行ったり、寝たり。中村    生活が老後やん(笑)。最近明大前と永福しか行ってない。 ――今のお互いの印象はどうですか。中村    なんかいいこと言えよ。 扇本    いいことか、難しいな。寺澤はしっかり者。自分の身の周りとかめっちゃ整頓してて。めっちゃきれいなんですよ。寺澤    それは気にしとる。汚すぎて逆に周りが気になる(笑)。扇本    1年生にも優しいしウエイトも頑張ってる。中村は逆やな(笑)。中村はメンタルが弱い。中村    繊細って言え(笑)。扇本    ムードメーカーですね。中村    扇本はやんちゃです。大学2年生なのに。寺澤    入ったときから存在感があった。扇本    暴れまわっとったな。中村    寮のルールは守らない、すぐキレる。けどメンタルは強い。寺澤    我が強い。 ――最後にインカレでの目標をお願いします。寺澤    けっこう厳しい状況なので、最低限の点数を取って終わりたいと思います。中村    今腰を痛めているのでケガの回復に努めて、本番では全力でポイントを取れるように頑張りたいです。扇本    3番以内に入賞したいです。今スナッチが自己新出ているので。何か一つでも1番取れたらいいなと思います。 ――ありがとうございました。 [西山はる菜]    次回は錦織選手、佐藤匠選手、佐藤右選手、古山選手の4人の座談会を特集します。アップは明日、12月12日(水)です。お楽しみに! 
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昨年度のリベンジへ アクシデント乗り越え無事完遂/夏山合宿

◆8・5~17 夏山合宿(山梨県・北岳周辺) [参加者]小清水・小田・鈴木・服部 全てを出し切った。体力の強化を目的として行われた夏山合宿。日本第2位の標高を誇る北岳を含む行程を何とか完遂し、昨年は失敗した冬山へ弾みをつけた。 自然の気まぐれに翻弄(ほんろう)された。今年はルーキーがおらず、経験豊富な2年生以上で構成されている山岳部員。2年生の体力養成が最大の目的であったため、昨年度から日程を2週間に伸ばした。50キロ以上の荷物を持ち、長いときは12時間以上も移動し続けたが、この1年間の経験を生かして粘り抜いた。昨年度から成長したところに「食事当番やテント設営は問題なくできたし、体力面もあまりばてなかった」(服部晃太郎・国際4=鎌倉)ことを挙げた。5月には上級生合宿があり、体力面の課題を見直したという。トレーニングを週2,3回行うことを宣言し、それぞれがきちんとこなしてきたことが結果に表れた。しかし、最後の3日間に待っていたのは自然の脅威ともいえる台風。例年の夏山ならば暑さによる熱中症や脱水症状が懸念される時期だが、今年度は寒さにやられ、「濡れないように早く行動したり斜面の下に入って風をよけたりする工夫をしながら進むしかなかった」(服部)。ラジオの電波も入らず、気象情報も分からなかったが、地図だけを頼りに進み続けて何とか完遂に至った。精神的にも苦しかった時期を乗り越え、「とにかくやり切った」(小清水健人主将・農4=韮崎)と達成感があふれ出た。 冬山決算合宿で目指すのは、昨年度は登頂を逃した北アルプスの猫又山。白い雪化粧に身を包んだ毛勝三山の一角は「野生動物が死んでしまう」(小清水主将)ほどの寒さである豪雪地帯だ。今回の合宿では、「自分のやるべきことが分かっていた」(服部)と、昨年度よりもスムーズな行動ができたことに手ごたえを感じたメンバーだが、昨年度は不意の天候不順に悩まされたこともあり、一筋縄ではいかぬ合宿であることは間違いない。それでも「いろんなことがありながらも、なんだかんだみんなで下山したのはある意味力だと思う。他の山岳部だったら、あの場面で合宿を終えているかもしれないが、それをせずに(足を)引きずってでも行くと決めてゴールしたのはすごいことだと思う」(服部)。大きな自信を得るとともに結束も一層深まった。昨年度の二の舞にならぬよう、極寒の冬山へ準備を進めていく。[川和健太郎]※写真は山岳部より提供
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インカレ開幕 42年ぶりの頂点へ!/全日本大学選手権展望

 集大成を見せる時が来た。今月10日から16日まで、7日間にわたって行われるインカレが開幕。明大は25年連続66回目の出場となる。初戦は12日、東北地区2位の東北学大との対戦。42年ぶり10度目の優勝に向け、準備は万端だ。 決して平坦な道のりではなかった。「悩むことが多かった」とSG綱井勇介(文4=大阪学院)は口にする。監督が平日練習に来ることができない明大。そのため、練習メニュー、対戦相手のスカウティング、そして戦術の考案。一般的に他大学ではスタッフや学生コーチが担う作業を、4年生が中心となって選手自ら取り組んだ。時には「間違ってしまったこともある」(綱井)。事実、関東大学1部リーグ戦の大東大2回戦のように第1クオーター(Q)だけで25点ビハインドを負って敗北したこともあれば、早大戦2回戦のように前半で15点のリードを得ながら、後半で逆転負けを喫したことも。戦術の不適合が、極端な負け方につながってしまった。 それでも「みんなが付いてきてくれた」(綱井)。シュートが決まる度にどのチームにも増して沸き立つベンチメンバー、約2時間の居残り練習に励む下級生、対戦カードが決まれば、すぐに相手チームの情報を仕入れるマネジャー。それぞれがチームの勝利のために力を尽くす。まさに〝全員バスケ〟こそが、インカレ25年連続出場を成し遂げる原動力となっている。シュートが決まり喜ぶベンチメンバー 今季はここまで、5月の関東トーナメントでベスト16、リーグ戦では10位と満足のいく結果とはいえない。「この1年間、インカレのためにやってきた」(SG小林拓主将・営4=桐光学園)。優勝を手にし、笑顔で今季を締めくくる。[浅野拓磨] 
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